5つのステップを基本とするバーピーというエクササイズをご存知でしょうか。

<バーピーエクササイズの5つのステップ>

  1. スクワット状態
  2. 足を延ばす
  3. 腕立て伏せ
  4. スクワット状態に戻る
  5. ジャンプして立ち上がる

毎朝、このバーピーをしたほうが健康に良いことはわかっているのですが、私がそれをできない理由は、ベッドから出るのが嫌でたまらないからだと気づきました。ベッドから出たら、バーピーをしなければならないからです。

でも、今月は21日間なんとか毎日バーピーを続けています。やりたくないと思う日もありましたが、頑張ってやってみるとハッピーな気分になりました。そこで私が見つけた「毎朝バーピーをするコツ」をご紹介しましょう。

やる気を削ぐ原因を取り除く

朝、バーピーをするとき一番嫌なのは、このエクササイズで朝から汗だくになる不快感だと気づきました。パジャマを着たままバーピーを30回やると、パジャマが汗びっしょりになります。あ~、思っただけで気持ち悪い!

というわけで、パジャマからワークアウト用の服に着替えることにしました。朝、バーピー以上のワークアウトをするなら好都合な服装ですし、バーピーだけやるにしても、汗びっしょりになったスポーツブラとショーツを脱いで、さっとシャワーを浴びてから、その日の服装に着替えます。

もう1つ、ちょっと嫌だなと思うのは、起床してすぐエクササイズをすることです。でも、朝のルーティンは数秒で済むわけはなく、少なくとも数分、長ければ数時間かかります。ですから、朝起きて、コーヒーを飲んで、子どもにご飯を食べさせ、寝ぼけ眼で数分間携帯電話をスクロールした後で、20分間エクササイズした方が、はるかに気分が良いことに気づきました。

目標は小さく設定する

やる気満々の日は、いくらでもバーピーができるかもしれませんが、疲れたなと思う日も、仕事が忙しすぎる日も、毎日やらなければなりません。ですから、私は1日にするバーピーの回数を50回などと大きく設定せず、最低10回やることに決めました(人によって、5回や3回に設定してもいいと思います)。時と場合に応じてバーピーにいろいろなバリエーションを加えると、やりやすくなりかもしれません。

トラッキングする

せっかく目標を設定しても、途中で投げ出してしまう悪い癖が私にはあります。でも、なんとしてでもバーピーを1カ月続けたかったので、DoneというアプリをiPhoneにインストールしました。このアプリは毎日バーピーをするようリマインドしてくれて、その日実際に行ったバーピーの回数を入力することもできます。

進歩が目に見えるとモチベーションが上がります。このアプリを使うとエクササイズを継続しやすくなるだけでなく、何回やったかも記録できます。おかげで私は自分のリズムがわかって、この調子でいくと月末までにはバーピー1000回を達成することになりそうです。途中で1日休むとどこかで30回余分にやらないといけなくなるので、絶対に休むわけにはいかないという気持ちになります。

必要に応じてバリエーションを加える

私は、2、3週間バーピーを続けた結果、首に痛みを感じるようになりました。以前もこういうことがあったので、大したことはないはずですが、少し休んだ方が良いという印かもしれません。でも、せっかくここまで続けてきた習慣を中断せずに体を休めるにはどうしたらいいのでしょうか。

そこで、前述したように「バーピーにバリエーションを加える」ことにしました。腕立て伏せを省略してジャンプするところを足踏みに変更です。エクササイズとしてはちょっと物足りなくなりますが、このバリエーションを加えたおかげでバーピーを休まず続けられて、体を休めることもできました。簡単バージョンのバーピーを2日間すると、いつものバーピーに戻しても大丈夫になりました。

この間、全くバーピーをできなかったら、私は目標をすっかり変更しなければならなくなったでしょう。ですから、たとえば足を怪我したら、毎朝できる腕のエクササイズを見つけて、エクササイズを継続します。厳正さを求められる「バーピーの競技会」に出場しているわけではなく、自分のためになるフィットネスの課題をこなすのだということを忘れないようにしましょう。

ですから、完璧でなくてもいいのです。私は、フィットネスの目標に挑戦する方法について記事を書いたのはこれで6回目ですが、毎日欠かさずエクササイズできたのは、これが初めてです。読者の皆さんは、どんな感じですか? バーピーを継続できていますか? 回数のトラッキングはしていますか? 次は自宅でストレッチをする記事を書きますから、そのときは、また自分で新しい目標を立ててくださいね。


Image: Andy Sternberg / flickr

Source: Lifehacker US 1, 2, Beth Skwarecki / Twitter

Reference: Done/ iTunes

Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文