右向いても左向いてもアマゾォォォォン。
テック系リサーチャーのIshan Agarwalさんが、AndroidのSnapchatアプリに隠されたコードを発見しました。Eagleというコードネームの、今後リリースされるかもしれない新機能は、Snapchatで見つけた商品をすぐAmazonで購入するための動線をサポートする仕組みになりそうです。
TechCrunchによると、Snapchatにでてくるモノや曲、バーコードなどをタップ&ホールドすることで、提携する企業にビジュアル検索データを送り、商品ページなどに飛ばすことができます。この提携企業に当たるのは、ShazamやAmazonなど。現段階で詳細まではわかりませんが、Amazon商品リストの表示だけでなく、リンクをコピーしたり、友人とシェアもできそうなんだとか。
Amazonは、もう何年もビジュアル検索を開発してきました。昨年、サムスンの携帯端末にてこの機能が取り入れられ、ここにきてようやく公に実がなり始めたという雰囲気。Snapchatサービスを展開するSnapとの連携が事実ならば、ビジュアル検索の流れを推し進めることになります。
Snapchatはビジュアルに重きを置いたサービスだけに、Amazonにとってもいい勉強になるはず。一方でSnapは、収益がふるわず苦戦中、Amazonに魂を売って起死回生を図りたいところよね。まぁ、売られるのは、魂ではなくユーザーなんですけど…。
Image: Pe3k/Shutterstock.com
Source: TechCrunch
Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文]
(そうこ)