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レーザー彫刻なども可能な3Dプリンタ「Dobot MOOZ」、ヘッド交換に対応

3色混合3Dプリントモデルもあり

展示モデルは2Z

 ヘッド交換でレーザー彫刻やCNC彫刻も可能な中国Yuejiang Technologyの3Dプリンタ「DOBOT MOOZ」が登場、ツクモパソコン本店IIが受注販売を開始した。日本国内での販売はTechShareが担当している。

 同店では本体軸の構成や付属品の異なる4モデルが販売中。店頭価格(以下、税抜き表記)は、シングル軸の3Dプリンタ「MOOZ 1Zベーシックセット」が69,800円、ダブル軸の3Dプリンタ「MOOZ 2Zベーシックセット」が84,000円、ダブル軸3Dプリンタとレーザー・CNC彫刻ヘッドのセット「MOOZ 2Zフルセット」が92,000円、3色混合プリント対応でヘッド交換非対応の3Dプリンタ「MOOZ 3Z」が92,000円。このほか、MOOZ 1Z/2Z向けの交換用ヘッド単体の販売も行なっている。

3Dプリンタ本体は用途別に3モデルあり1Zと2Zはヘッド交換が可能、3Zは3色混合3Dプリントに対応

 DOBOT MOOZは、130×130×130mmまでのサイズの成形が可能な3Dプリンタ。出力ヘッドの交換に対応しているのが特徴で、ヘッドを替えることで木材・紙・プラスチック・皮革などへのレーザー彫刻と、木材・プラスチック・PCBボードなどへのCNC彫刻が可能。皮製品への名前入れや、表札・看板の作成といった作業が自宅で行なえる。

 筐体の素材には、航空機グレードというアルミ合金が採用。本体サイズが285×285×318mmとコンパクトながら堅牢性が高く、動作時の振動を抑制するという。また、スマートフォンのような3.5インチタッチパネルを備えたコントローラが付属し、出力などの操作がワンクリックで行なえる。

 また、MOOZ 3Zでは、3色のフィラメントを混合した3Dプリントが可能。3本のZ軸モジュールを備え、高精度で成形できるとしている。なお、MOOZ 1Z・MOOZ 2Zとはスペックや本体のデザインが異なり、出力ヘッドの交換はできない。本体のサイズは直径350×325mm。出力可能サイズは直径100×100mm。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]