最初はやむを得ない理由からでした。

息子が野球チームの集まりに出席したいと言うので、私と息子が、夫と娘よりも一日遅い飛行機に乗って帰省しました。そして、もう一度同じことが。スペイン旅行を安く上げるために、別のマイレージサービスとクレジットカード特典プログラムを使いたくて、そのために違う航空会社の飛行機に別々に乗らなければならなかったのです。

家族が分かれて飛行機に乗る子連れ旅のメリット

親が子どもを一人ずつ連れて、家族が2つに分かれて飛行機に乗るのは、家族みんなにとってより良い旅行ができるのだとすぐに気づきました。

今ではこの方法でしか旅行しないほどです。

飛行機が混んでいるとき、予期せぬ遅延が発生したとき、セキュリティの長い行列など、親が子どもを一人ずつ見るのは、間違いなく最高の対処法だと確信しています。2人親家庭であれば、分かれて飛行機に乗った方がいい理由は他にも!

メリット1:気分の違いに無理せず対処ができる

夫はできるだけすぐに搭乗したいタイプですが、私は圧迫感のある機内に入るのは、できるだけ後にしたいタイプ。

息子は機内でカードで遊ぶのが好きですが、娘は座ってタブレットで遊ぶのが好き。

それぞれの旅のスタイルのバランスを取ろうとすると、難しいことになるのですが、別々に飛行機に乗れば、家族それぞれが自分のスタイルで旅行しやすくなります。

メリット2:自分のやり方で子どもの面倒を見られる

私たちが別々に飛行機に乗るのは、万が一フライトで何かあった場合に、子どもが孤児にならないようにするためだと思われているようです。冗談で、子どもを孤児にしないために別々に飛行機に乗ると言ったりもしますが、そうではありません。(私は車で一緒に旅行しない家族を知りませんが、車の事故は飛行機事故の数千倍多いです)

ある旅行ブロガーによると、旅行中に配偶者と喧嘩になるのは、信じられないほどよくあることです。

別々に旅行することで、夫も私もよりうまくストレスをコントロールすることができます。2人で話し合ったり、正当化したり、謝ったりせずに、即断即決した自分のやり方で、子どもの面倒を見ることができます。

メリット3:子どもに目が行き届くから、気が回せる

別々に旅行をすると、一人の子どもにだけ注意を向けることができます。

娘は飛行機に乗ると怖がるのですが、私は娘の恐怖を和らげるのではなく、さらに怖がらせることがよくありました。夫は、自分も同じように飛行機が怖かったので、娘のことをかなり気にかけ、恐怖心がなくなるようなコツを教えてあげることができます。

一人の子どもに集中できると、他にもメリットが。

一対一の時間というのは、より深い会話をするチャンス。ベンチに座って、飛行機に乗るシャトルバスを待っている間に、私と息子は何年も前に亡くなったおじいちゃんの思い出話ができました。

メリット4:少人数の方が柔軟性がある

去年サンフランシスコに行ったとき、私と娘は乗継便を逃してしまったのですが、次のフライトの最後の2席を確保できました。家族全員で旅行していたら(4席はなかなか空いていないので)そのフライトには乗れなかったでしょう。

もちろん、この別々に旅行するというアイデアにはある程度制限があります。

もちろん、デメリットや例外もある

乳幼児や、特別なケアが必要な子どもの場合は、両親揃って面倒を見ながら旅行した方が楽なことも多いでしょう。

出発もしくは到着時間が異なると、空港までと到着後の移動に使うタクシーやUber代が別にかかります。

私たちは公共交通機関をできるだけ使い、この交通費を最低限に抑えるようにしています。

例えば、スペインに行ったときは、乗り継ぎなども含め24時間移動した後も、私と息子は街中に出るバスに乗るだけのエネルギーが残っていました。

バスから降りると、夫と娘が笑顔で私たちを出迎えてくれました。再会を喜びながら、前乗りチームはすでにチェックインしてくれていたので、私たちのバッグを持ってホテルに連れて行ってくれました。

その間も、別々の旅行中に何があったのか話が尽きませんでした。

Julee Binder Shapiro - Lifehacker US[原文

Photo: pixabay.com