飛行機が時間通りに発つのは、ちょっとした奇跡のように思えます。航空会社がスケジュールを決めても、時間通りに目的地に着くのを妨げるものはたくさんあります。

まず、天候です。暑すぎたり、寒すぎたり、強風、大雨、濃霧などがあります。次に、対処しなければならない機械トラブルです。

また、航空会社の問題ではなく、安全じゃないから飛行機から降ろせと要求する、手に負えない乗客が原因のこともあります。

そんな時は、いつも先延ばしにしている仕事を片付ける時間にしています。

フライトが遅延した時間は、文字通り他に何もすることがないので、ToDoリストの項目を片付けるのに使いましょう。

今回はフライトの遅延時間を有効活用する方法をお教えしましょう。

事前に準備する

これは、半分水が入ったグラスをどうとらえるかと似ていると思います。旅行の準備をするときに、航空券の印刷や、パスポートの準備、液体を小さな容器に移し替えなどと同じように、フライトは遅延したり、キャンセルされたりするものだと想定し、空港でできる仕事をいくつか用意しておきましょう

もしくは、ずっと読みたいと思っていたのに時間がなくて読めていない本はありませんか?

フライトの遅延は読書をする最高の機会です。あなたが学校の先生であれば、採点しなければならない論文を読むのもいいでしょう。

仕事をする

自分のフライトが遅れることがわかったらすぐに、空港のラウンジを探して、自分の場所を確保しましょう。

イスとコンセントがある場所が理想的です。ノートパソコンで仕事をするつもりであれば、スタンディングデスクのように立ってパソコンが使える場所や、ハイスツールのカウンターなどを探せば、騒がしい子どもが隣にいる可能性を最小限におさえられます。

落ち着ける場所を見つけたら、仕事をしましょう。受信トレイの未読メールをゼロにするところまではいかないかもしれませんが、これまでスルーしていた面倒なメール何通かに、間違いなく返信することができます。

実際、これはフライトが遅延したときに私が最初にやることです。未読メッセージを一通ずつ目を通して返信する時間や、そういうことをしようと思う気分になかなかならないからです。

パソコンがないときは…

空港に無料WiFiがない場合は、パソコンを使えないかもしれませんが、スマホでできることもたくさんあります。

クレジットカード会社、ケーブルテレビ会社、電力会社に電話をしたり、歯医者さんの予約をしたり、いくら使ったか忘れてしまった誕生日にもらったギフトカードの残高を確認したりできます。


Image: fizkes/Shutterstock.com

Elizabeth Yuko - Lifehacker US[原文