互いの両面が活かせるのかも。
良質なコンテンツや情報が増えるのは素敵なことですが、おかげで膨大なデータから適切な情報を見つけることが難しくなってきました。キュレーションやまとめサイトなんかはそれを代わりにやってくれていると言えますね。
こうした、膨大なデータ全体から何かを拾い上げるのに活躍するのがAIです。ビジネスやサイエンスではすでに応用されていますが、アートの領域でもその可能性が見えてきました。音楽プロデューサーのAlex da Kidさんは、IBM Watsonとタッグを組んだのです。
Mugendai(無限大)によると、Alex da Kidさんは過去のヒットソングのパターンを分析し、今の時代に相応しいメロディーや歌詞を抽出。抽出したデータをもとにインスピレーションを膨らませて、2016年に「Not Easy」を作曲しました。2000万再生を超える大ヒットになったみたいですよ。
ここからさらに一歩踏み込んで、Alex da Kidさんは「Spotifyに登録されているアーティストをAIで分析する」という、AI新人発掘ともいえるプロジェクトをはじめました。
250万以上のアーティストが存在するSpotifyですから、人の手と耳じゃだけでは全部チェックしきれないですよね。プロジェクトのさらなる詳細は、Mugendai(無限大)にて。
AIに何かを任せるじゃあなくって、道具としてのAIをどう人間が使うのかっていう視点は、m-floの☆Taku Takahashiさんも仰っていました。便利ツールとしてAIと捉えれば、わりと親身な感もあったり?
Image: YouTube
Source: Mugendai(無限大), YouTube1, 2
(ヤマダユウス型)