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楽天、物流サービス強化。アプリで宅配事前通知も

 楽天は17日、包括的な物流サービスを提供する「ワンデリバリー」構想と、その実現に向けた取り組みの本格化を発表した。「楽天市場」の出店店舗を対象に、商品の保管から配送までの包括的な物流サービスの提供し、安定したEC店舗運営をサポートするとともに、ユーザーの利便性向上を目指すという。。

Rakuten Fulfillment Center Nagareyama【仮】

 具体的には、商品の保管から出荷までの物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターを全国に拡大。省人化・自動化の倉庫機器を導入した効率的な物流センターを運営し、楽天の購買データやAI技術の活用による受注予測、在庫情報の連携を通じて最適な在庫配置を行ない、配送スピードの向上や倉庫作業コストと配送コストの削減を目指すという。

 また、楽天独自の配送サービス「Rakuten-EXPRESS」の配送エリアを全国主要都市へ拡大。年内には関西主要都市でのサービスを開始する。

 今後は、楽天市場の配送関連のUI/UXを見直すことで、楽天市場アプリでの宅配事前通知や、受け取り場所や日時指定、配送選択肢の拡充、複数注文のまとめて配送など、より利便性の高い配送サービスを目指すという。

 「楽天スーパーロジスティクス」の物流施設も新設。楽天市場の出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括で担う総合物流サービスで、既存の物流センター)千葉県市川市、兵庫県川西市)に加え、新拠点を開設し、処理能力向上を図る。

 日本GLPの大型物流施設「GLP流山II」(千葉県流山市)の全フロアと「GLP枚方III」(大阪府枚方市)の一部を貸借する契約を同社と締結する。新施設では、楽天が培ってきた倉庫内オペレーションのノウハウを活用するとともに、自動倉庫や仕分けソーターなどマテリアルハンドリングシステムを導入し、運営の効率化・省人化に取り組む。また、楽天市場の出店店舗商品に加え、楽天の直販サービス(Rakuten BRAND AVENUE、Rakuten Direct、楽天ブックス)の商品在庫も管理する。