液晶でベゼルレスとなると難しかったのでしょうか?
今年の新型iPhoneは、有機ELディスプレイを搭載した6.5インチモデルと5.8インチモデル、そして液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルの3モデルの登場が噂されています。これらはすべて、iPhone Xのような「ベゼルレスディスプレイ」を搭載すると言われており、いよいよホームボタンが完全にないiPhoneの時代がやってきそうです。そのなかでも、今回は液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルの話。
有機ELディスプレイは2017年からiPhone Xに採用されました。いっぽう同時期に登場したiPhone 8には、従来どおりのベゼルあり液晶ディスプレイ搭載されておりました。その後継機となる、今年の6.1インチモデルよりベゼルレスの液晶ディスプレイが搭載される見込みです。
そこで台湾紙のDigiTimesによると、このベゼルレスディスプレイには「新型LEDバックライト・チップ」が搭載されるそう。これは日本メーカーの日亜化学が部品を独占提供するとされており、ベゼル幅を2.0〜2.5mmへと減らせると報じられています。このチップを搭載する液晶ディスプレイ搭載することで、新型iPhoneは有機ELディスプレイなみのベゼルレスデザインが実現できるというのが、今回の報道のあらましです。
また、この6.1インチモデルのiPhoneは液晶ディスプレイのほかに、シングルカメラ、アルミ製フレームの採用などにより700ドルから800ドル(約7万9000円〜9万円)の「低価格モデル」として投入されるとの噂です。