『ベルセルク』実写映画化? それともゲーム『Bloodborne』? ジェームズ・ガン監督がコミコン前に謎の画像を投稿

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『ベルセルク』実写映画化? それともゲーム『Bloodborne』? ジェームズ・ガン監督がコミコン前に謎の画像を投稿
Image: Twitter

正解は金曜日までおあずけ。

間もなく始まるコミックの祭典「サンディエゴ・コミコン(コミコン・インターナショナル)」。毎年、このタイミングに合わせて凄まじい超大作の新情報が公開され大きなニュースとなりますが、それに先駆け、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでおなじみのジェームズ・ガン監督が、自身のTwitterに謎の画像をアップロードし大きな話題となっています。

その画像がこちら。「ホールH、金曜日、午後6時15分」と書かれており、その背後にはルーン文字のような謎の模様が描かれています。SDCC(サンディエゴ・コミコン)がタグ付けされてい以外の説明はなく、すぐさまファンの間で予想合戦に突入。

その模様は漫画『ベルセルク』の生贄の烙印にそっくりで、もしかしてもしかすると実写版『ベルセルク』とかそういうすさまじい企画の発表の予告なのかも……? しかし、生贄の烙印は模様の上が開いているデザインなので、かなり似ているとはいえ別物。さらに今の今まで実写版の噂はなく、権利が取得されたという話もないので、かなり可能性は低そうな感じ。

また、『ベルセルク』説の他に多く上がっているのが、フロム・ソフトウェアのゲーム『Bloodborne(ブラッドボーン)』の実写映画化説。模様がゲーム内に登場するカレル文字の「継承」と全く同じではないもののかなり似ています。

ちなみに、SDCCのスケジュールを確認してみると、画像で指定されている場所と時間で発表を行うのはソニー・ピクチャーズ。スケジュール上はスパイダーマン関連作品の発表となっていますが、『Bloodborne』の発売元は同じソニー系列のソニー・コンピューター・エンターテイメント(現在はソニー・インタラクティブ・エンターテイメント)なので、『ベルセルク』よりは可能性があるかも……?

ただ、ソニーはすでにスパイダーマン関連作品としてヴィラン/アンチヒーローの生けるヴァンパイア「モービウス」の映画化を発表しており、そちらにジェームズ・ガン監督が関わるというものなのかも。

モービウスは、いわゆるドラキュラ伯爵的な吸血鬼ではなく、ギリシャ出身の医学博士で自らの血液の病を治療に吸血蝙蝠の血を用いたことで、吸血鬼のような超人的な身体能力と血への飢えを得てしまい、スパイダーマンと対峙することになった悲劇の男。

そこから考えると、画像の模様はルーン文字などではなく、医療機関のシンボルとしてよく用いられるケリュケイオン(カドゥケウス、ヘルメスの杖)の一部なのかも……?

『モービウス(仮題)』はすでにジャレッド・レトが主演という報道もあり比較的現実味のあるプロジェクトではありますが、監督に『ライフ』のダニエル・エスピノーサが決定したという報道もあるので、もし仮にジェームズ・ガンが関わるとしたら、脚本を担当するのかも……?

ジェームズ・ガン監督は最近ではすっかり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のイメージがありますが、なんといってもホラー映画の監督&脚本家として有名なので『ベルセルク』、『Bloodborne』、『モービウス』のどれが来てもやれそうな感じではありますね。

果たして一体どんな企画が発表されるのか、そもそも何かが発表されるのかどうかすら今の所不明ですが、とにかくジェームズ・ガン監督が関わるなら何であれ楽しみなので、ホールHからの情報を期待しながら待っておきましょう!


Image: Twitter
Source: Twitter, Comic-Con International, The Hollywood Reporter

傭兵ペンギン