もはや、珍しくない存在に?
今年に入ってから、何度も規模拡大が伝えられてきたApple(アップル)の自動運転プロジェクト。現在、自動運転車のテスト走行が66台の車両と111人のドライバーにまで増強されているんだそうです。
9to5Macによると、もともとAppleの自動運転テストは2017年4月に3台から始まりました。しかし2018年1月の報告では27台、5月には55台と、どんどん車両の台数が増えています。テスト車両がレクサスのRX450hなのは、日本人としてはなんとも興味深いですね。
なお、カリフォルニアではApple以外にも複数企業が自動運転テストを実施しています。たとえばGM(ゼネラルモーターズ)、Waymo(ウェイモ)、Tesla(テスラ)などですね。また、トヨタも同地でテストを実施しているそう。
このようにテストが続くAppleの自動運転技術ですが、どのような形で日の目を見るのかはまだわかっていません。The New York Timesによれば、Appleはフォルクスワーゲンと協力し、従業員用のシャトルバスを開発しているとも報道されています。
はたして業務用システムに落ち着くのか、それとも私達が利用できるサービスに発展するのか…。今後のテストの展開が気がかり、かつ楽しみです。
7月20日10:56 修正
Appleの自動運転のテスト車両をレクサスのRVとしていましたが、正しくはRX450hでした。謹んで訂正いたします。
Image: Twitter
Source: 9to5Mac, The New York Times
(塚本直樹)