いつだって、伝統とハイテクの融合はシビれます。
昨年の8月に発表された、太鼓芸能集団「鼓童」とRolandの共同開発による「電子担ぎ太鼓」。その発表からおよそ1年を経て、名前を「電子和太鼓」とより広義っぽく改めた、最新の試作機が発表されました。
一番大きな改良点は、完全ワイヤレス化です。Rolandのワイヤレスといえば、最近だとワイヤレスアンプ「WL-20」シリーズなどがありますし、そのあたりの研究が活用されているのかもしれませんね。さらに、電池による単独駆動も実現。完全なるスタンドアローン演奏が可能になり、和太鼓らしさに磨きがかかりました!
他にはメッシュ製の打面の小型化や、試作機から30%の軽量化に成功したことなどが発表されています。メッシュの面積はバチの返りに影響しますし、バランスも難しそう。にしても、去年の電子担ぎ太鼓と比べるとルックスもだいぶ変わってますね。
でも、これはこれでメカメカしさがあって嫌いではない。嫌いではないぞ。
2018年8月17日(金)から開催される「アース・セレブレーション 2018」では、今回発表された「電子和太鼓」による演奏も予定されています。興味のある方は詳細ページをご覧下さい。
見た目は伝統、サウンドは最新。ワイヤレスの恩恵が、まさか和太鼓にまで及ぶとはなぁ。