大型化するスマホの画面、守るガラスもまた進化しています。
画面や背面を守るガラスとして、多くのスマホが採用しているコーニング社のGorilla Glass(ゴリラガラス)がアップデート。より落下時の衝撃に強い「Gorilla Glass 6」が発表されました。
Gorilla Glass 6では、現行のGorilla Glass 5よりも高い圧縮技術によって生成され、落下時の耐久性が2倍に向上。1mの高さから15回落としても割れないらしいですよ! しかも、Gorilla Glass 5と同じレベルのひっかき傷への耐性を持ったままというから驚きです。耐衝撃性と耐傷性って、正反対の性質で両立は難しいものだという認識があっただけに、このアップデートにはびっくり。思わずiPhoneを落としそうになりました。
Corning #GorillaGlass6 helps survive multiple drops because almost everyone fumbles their phone at least once a year. #IsItOnYourspic.twitter.com/Hsi8GPAySe
— CorningGorillaGlass (@corninggorilla) 2018年7月18日
まぁでもこの15回というのはあくまでも平均値なのでご注意を。
15回まで落とせる!といった残機システムというわけではありませんよ? 現行のスマホと同じで、当たりどころが悪けりゃ一発KOです。でも、コーニング社によると僕らは1年平均で7回はポケットからスマホを落としているとのことなので、こうしてガラス性能自体が強くなるってのは、ありがたい限りですわ。
ん?どちらかというと、このデータのほうが興味深くないですか? 皆さんは年に7回くらい落としてます? 僕はというと…落としてますね。
結構な頻度でiPhone落としている気がするんですけど、ガラスフィルム+TPUケースという組み合わせでなんとか生きながらえています。今までラッキーに救われてきただけなのかもしれないので、Gorilla Glass 6が大画面モデルが噂される次期iPhoneにも搭載されてくれることを切に願う今日このごろ。
ちなみにコーニング社によるとGorilla Glass 6はすでに絶賛生産中で、今後数カ月でスマホ市場に登場するとのことですよ。ひょっとしたら今夏登場と言われている、Galaxy Note9に間に合う…かも?
ま、そうだとしても落としたくないけどね。
Image: Corning
Source: Corning, Twitter via THE VERGE, SLASH GEAR
(小暮ひさのり)