7月4日(アメリカ独立記念日)に花火はつきものですが、Instagramに続々と投稿される、ダメダメな花火の写真もまた、この季節の風物詩となりつつあります

あなたも同じ轍を踏まないようにしてください。今回は、iPhoneでまともな花火写真を撮る方法を紹介します。

すべて、iOS標準のカメラアプリでできることばかりですので、ぜひ試してみてください。

フラッシュをオフにする

まず、フラッシュを完全にオフにしてください。 ポートレートモードのときは左上隅、ランドスケープモードのときは左下、あるいは右上にある稲妻アイコンをタップし、「オフ」をタップします。

HDRを有効にする

HDRモードは、通常の露出、暗めの露出、明るめの露出の3種類の異なる写真をすばやく撮影します。そして、この3種類の写真を合成して、単一露出よりも鮮明な写真を作り出します。とくに、暗い場所での撮影に効果を発揮します(もちろん花火の撮影でも)。

HDRモードを有効にするには、カメラアプリを開いて、フラッシュアイコンの横にあるHDRアイコンをタップし、「オン」を選択してください。

フォーカスと露出ロックを使う

ドーンという炸裂音が聞こえ、華やかな光のきらめきが見えたら、いよいよ撮影です。カメラをスペクタクルな景色に向けたら、画面上で被写体(花火)をタップしたら、そのまま長押ししてください。

黄色い四角と[AE/AFロック]の文字が表示されたら、露出とフォーカスが被写体にロックされたサインです。これで、花火大会が終わるまで露出とフォーカスのことは気にせずに写真を撮りまくることができます。

必要なら露出を調整する

フォーカスと露出をロックしても、明るすぎたり、暗すぎると感じるときは、露出を変更することができます。画面の黄色い四角の横にある太陽のアイコンを長押したあと、指を上下にスライドして、好みの露出に調整しましょう。

バーストモードで撮影する

撮影の準備が整ったら、白くて大きなシャッターボタンを長押ししましょう。

大量の写真を連続撮影できるので(何枚撮影したかのカウントも表示される)、撮影後にたくさんある写真の中から良い写真をピックアップすることができます

できるだけたくさんの写真を撮りましょう!

ビデオを撮影して、スクリーンショットを撮るのもあり

ここまで読んできて、なんだか大変そうだな、と感じるなら、もっと簡単なやり方もあります。ビデオを撮影して、あとからいい感じのフレームのスクリーンショットを撮ることです。

カメラアプリで普通にビデオを撮影して、終わったらiPhoneのフルスクリーン画面で確認しましょう。

いい感じのフレームがあったら、一時停止ボタンを押して、コントロールが消えるのを待ってから、ロックボタンとホームボタンを同時に押してください。これで、選んだ花火の「写真」がカメラロールに出現するはずです。

Image: Pyro Spectaculars by Souza/Flickr

Patrick Allan - Lifehacker US[原文