ぜひこの目で見てみたいものです。
イーロン・マスクが率いるSpace X(スペースX)の次世代超大型ロケット「BFR(Big Falcon Rocket)」。こちらは2019年のテスト打ち上げが予定されていますが、早速そのテスト施設に設置された巨大パーツのようなものが目撃されました。
An immense liquid oxygen (LOX) tank just arrived at @SpaceX's prospective Boca Chica, TX facility, likely to be dedicated to BFR & BFS testing. @NASASpaceflight forum user "Nomadd" caught some of the first detailed photos, as well as the tank's arrival at SpaceX land on July 11. pic.twitter.com/hr7SeA6BGw
— Eric Ralph (@13ericralph31) 2018年7月12日
上の画像は、テキサス州ボカチカのスペースXの施設に到着したLOX(液体酸素)タンク。これも巨大といえば十分巨大なんですが、実はBFRに搭載されるものではなく、液体酸素の貯蔵タンクとしてBFRのテストや打ち上げの際に利用されています。この施設は、BFRの初期テストに利用されるようです。
Inverseによると、マスクによれば、2019年のBFRの初期打ち上げは数百kmの高度に達し、異なる地点に着陸するそう。そして予定通りなら2020年には軌道打ち上げがテストされます。さらに彼の構想では、2022年には火星への無人飛行、2024年には火星への有人飛行が可能になる…はずですが、スペースXのことですから「そうなったらいいな」くらいにとらえておきましょう。
最近は炎上発言や謎のサイドビジネスでその名を聞くことが多くなったマスク、宇宙開発ファンとしてはヤンチャや無茶はやめて、スペースXにエネルギーを注力してほしいものです。
Image: © 2017 SPACE EXPLORATION TECHNOLOGIES CORP. via Space X
Source: Inverse
(塚本直樹)