飛んでる最中落っこちないか心配になりますね。
とにかくスムーズではない交通機関の乗り継ぎと、年がら年中巻き起こる交通渋滞。この煩雑さは世界の都市部で共通の悩みですよね。
最近では中国で「車の上を走る車」計画もありましたし、米国ではイーロン・マスクによる地下トンネル高速交通計画など、さまざまな打開策が浮上しています。
だったらそろそろ、大型旅客機にもその打開策の一端を担ってもらっても良いのでは? ということで考え出されたのが、AKKA Technologiesによるコンセプト旅客機「Link & Fly」です。
これは客室部分をモジュラー式にし、お腹に合体させる旅客機。大勢の人々は空港の手続きをすっ飛ばし、最寄り駅からやってきて、目的地の最寄り駅までドア・トゥー・ドア感覚で空を移動するのです。
そもそも旅客機のデザインがユニークでカッコ良いですよね。人間以外の貨物を輸送するのも、コンテナのまま移動できたら効率的です。それにもしこのまま地下トンネルを走ったら、地下鉄に早変わりです。
最近は小型飛行機でも、Uberの空飛ぶタクシー計画や、中国EHANGの自動航空車「AAV」などが世界中で続々と誕生している時代に突入しています。AKKAはこのコンセプトをBoeing(ボーイング)に持ち込んだそうなので、大型旅客機にも大きな変化が訪れるかもしれませんね。
アイデア次第では、お腹にロケットを抱えて空中で打ち上げたり、爆速ロケット・エンジンを合体させて宇宙旅行に行ってしまうことだってアリかも? いずれにしても、途中で落っことさないようお願いしたいですね。
コンテナに大きいパラシュートを付けくれたら安心かも?
Image: designboom
Source: YouTube via AKKA, designboom
(岡本玄介)