いつも通りキレキレです。
Appleは、イタリア・ミラノに新しいApple Storeをオープンすることを発表しました。新店舗「Apple Piazza Liberty」は、現地時間7月26日(木)開店。また今回は、店舗の外観と、店内の一部の写真も披露されました。ミラノのクラシックな街並みに、Appleのモダンなコミュニティデザインを調和させた美しい店舗となっています。
噴水から水が吹き出す入口
I'm at Apple Piazza Liberty in Milan, Lombardy https://t.co/Lf9IDPKD3ppic.twitter.com/K0hXgTn4ca
— opiu (@opiu) 2018年7月24日
目を引くのが、地上にせり出すガラスの構造物。大きなガラスに向かって、噴水から水が吹き出しており、ガラスに沿って流れるようになっています。
店舗は地上になく、地下。ガラスに挟まれた階段をとおって地下に降りると、プロダクトを展示・販売する「アベニュー」スペースがあるようすです。
地上にガラスの構造物があり、地下に降りてゆく店舗は、Apple Fifth Avenue(現在改装中)や、上海のApple 浦東(プードン)にも見られた設計でした。しかし、さすがに水が流れる設計はこれまでになかったはず。
同時に、新しいストアコンセプトも取り入れる
最近のApple Storeには、ストアだけでなくコミュニティとして機能するコンセプトが取り入れられています。身近な店舗だとApple 新宿がまさにそうです。Apple Piazza Libertyも同じコンセプトが取り入れられており、たとえば、大きなディスプレイと座れるスペースをそなえる「フォーラム」があります。
トップの外観の写真を見る限り、店舗の前にある階段や、周りの石造りの平地もおそらくAppleの敷地でしょうね。新しいストアコンセプトが取り入れられているアメリカ・シカゴのApple Michigan Avenueでも、敷地を広く活用したデザインが取り入れられていて、Piazza Libertyも踏襲しています。ちなみに店舗周辺の敷地は24時間解放されていて、イベントにも使われるみたい。
Appleから招待を受け参加する明日のイベントを前にシカゴにあるApple Michigan Avenueへ。「シカゴの人々の集まる場所にしたい」というコンセプトで作られた街と店舗の境界をなくしていくスタイル。店舗内部と同じ階段やベンチが設けられた店舗の外側もAppleの敷地。販売スペースの占有率の低さよ。 pic.twitter.com/as4J4C3BUo
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年3月26日
Apple StoreのアイコンといえるFifth Avenueの店舗デザインと新しいストアコンセプトを取り入れた、Apple Piazza Liberty。今もっとも美しいApple Storeだと思います。
2018年7月25日 14:22更新:店舗の外観の画像を追加。合わせて、ガラスと噴水の説明に関して、一部表現を変更しました。
Image: Apple, Andres Garcia Martin/Shutterstock.com
Source: Apple, Twitter
(山本勇磨)