ソフトウェア

HTTP接続のサイトが「保護されていません」と表示されるGoogle Chrome 68安定版リリース


ウェブブラウザ「Google Chrome」の最新安定版・バージョン68.0.3440.75がリリースされました。Chrome 68での大きな変更点は、通信内容が暗号化されないHTTPウェブサイトとの接続時に「保護されていません」と明示されるようになったことです。

A milestone for Chrome security: marking HTTP as “not secure”
https://www.blog.google/products/chrome/milestone-chrome-security-marking-http-not-secure/


インターネットでは、通信の内容を暗号化するHTTPSへの対応が世界的に進められています。

サイトの「HTTPS化」が世界的に進んで大きなターニングポイントを迎える - GIGAZINE


Googleもこの流れに乗っていて、Google Chrome 68ではHTTPS接続時、アドレスバー左端に「保護された通信」と表示され……


HTTP接続時には「保護されていません」と、安全ではないサイトに接続していることを注意するような表示が出るようになりました。


今後もこの取り組みは続き、2018年10月にリリース予定のGoogle Chrome 70では、HTTP接続のサイトでデータ入力を行った際、「保護されていません」の表示部分が警告のように赤く変化することになるとのこと。


このほか、Android版で「ホーム画面に追加」の表示タイミングをより細かく調整できるようになったり、「Payment Handler API」によってオンラインショッピングがより簡単かつ迅速に行えるようになったりという変更が行われています。

New in Chrome 68: Add to Home Screen, Page Lifecycle API and Payment Handler - YouTube

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in ソフトウェア, Posted by logc_nt

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