ある意味イースター・エッグ?
インターネット上のサービスで、「〇〇の画面でXXをすると△△が起こる」ってイースター・エッグ(隠し要素)がありますよね。それに近いことがTwitterで試せるようになっています。
それは、Twitterの登録時に名前を「Elon Musk」にすると瞬時に凍結されるというもの。凍結される以上、楽しいイースター・エッグというわけではないのですが…物は試しでやってみました。
まず「アカウントを作成」画面にて、表題の通り名前をTeslaとSpace XのCEOイーロン・マスクにしてみます。続けて急場で作った、適当なメールアカウントを入力。
次の画面で任意の「パスワードを入力」します。
すると次の画面にて、「あなたのアカウントはロックされました」となりました。これはTwitterのルールに違反するものとして一度凍結されてしまったワケです。
すると「私はロボットではありません」にチェックするべく、CAPTCHAテスト画面に移行。指定されたものが写っている写真を選択してパスすると、電話番号を登録する画面になります。
そこで止めても良かったのですが、自分の番号を入力し、二段階認証をクリアすると普通のインターフェイスに切り替わり、「Elon Musk」でツイートができるようになりました。
このロックは、Twitter側のスパムやボットへの対抗策なのだそうです。自分の電話番号も登録せず虎の威を借りる輩は、即座にシャットアウトするよ! ってことなんですね。
イーロン・マスクは宇宙規模の事業家なだけあって超有名人。しかも鬼のようにツイートしまくる超アクティヴ・ユーザーとしても知られています。不埒な輩は、そこで彼の名前を偽って「新種の仮想コインを格安で買いませんか?」とか、「Teslaの新車をプレゼント!」などのスパム行為を行い、それを受けたユーザーが本物のイーロン・マスクに報告する例も度々起こっているのです。
I want to know who is running the Etherium scambots! Mad skillz …
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月8日
こうしたセキュリティー上の都合でロックされるのですが、それが転じてイースター・エッグのようにも思えてしまいました。なお、今回はご紹介のために試していますが、有名人の名前を借りて発言するのは誤解を生む可能性があり、望ましい行為ではないでしょう。実際に試すのはお控えくださいね。