試さないでね、絶対にだよ! Twitterの新アカウント作成で名前を「Elon Musk」にしたらロックされちゃう!

  • 13,936

  • author 岡本玄介
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
試さないでね、絶対にだよ! Twitterの新アカウント作成で名前を「Elon Musk」にしたらロックされちゃう!
Image: Twitter

ある意味イースター・エッグ?

インターネット上のサービスで、「〇〇の画面でXXをすると△△が起こる」ってイースター・エッグ(隠し要素)がありますよね。それに近いことがTwitterで試せるようになっています。

それは、Twitterの登録時に名前を「Elon Musk」にすると瞬時に凍結されるというもの。凍結される以上、楽しいイースター・エッグというわけではないのですが…物は試しでやってみました。


まず「アカウントを作成」画面にて、表題の通り名前をTeslaとSpace XのCEOイーロン・マスクにしてみます。続けて急場で作った、適当なメールアカウントを入力。

180725_twitter1
Image: Twitter

次の画面で任意の「パスワードを入力」します。

180725_twitter2
Image: Twitter

すると次の画面にて、「あなたのアカウントはロックされました」となりました。これはTwitterのルールに違反するものとして一度凍結されてしまったワケです。

180725_twitter
Image: Twitter

すると「私はロボットではありません」にチェックするべく、CAPTCHAテスト画面に移行。指定されたものが写っている写真を選択してパスすると、電話番号を登録する画面になります。

そこで止めても良かったのですが、自分の番号を入力し、二段階認証をクリアすると普通のインターフェイスに切り替わり、「Elon Musk」でツイートができるようになりました。

180725_twitter3
Image: Twitter

このロックは、Twitter側のスパムボットへの対抗策なのだそうです。自分の電話番号も登録せず虎の威を借りる輩は、即座にシャットアウトするよ! ってことなんですね。

イーロン・マスクは宇宙規模の事業家なだけあって超有名人。しかも鬼のようにツイートしまくる超アクティヴ・ユーザーとしても知られています。不埒な輩は、そこで彼の名前を偽って「新種の仮想コインを格安で買いませんか?」とか、「Teslaの新車をプレゼント!」などのスパム行為を行い、それを受けたユーザーが本物のイーロン・マスクに報告する例も度々起こっているのです。

こうしたセキュリティー上の都合でロックされるのですが、それが転じてイースター・エッグのようにも思えてしまいました。なお、今回はご紹介のために試していますが、有名人の名前を借りて発言するのは誤解を生む可能性があり、望ましい行為ではないでしょう。実際に試すのはお控えくださいね。


Image: Twitter
Source: THE VERGE, Twitter

(岡本玄介)