ハーバード大学の教授らは、自らも多くの本を読み、学生に宿題を課す。つまり、読むべき本を知っている。
そこでBusiness Insiderでは、ハーバード大学の教授らに、2018年に全ての学生が読むべき1冊を尋ねた。
彼らの中にはノーベル賞受賞者、科学者、経済学者、ピュリッツァー賞受賞者もいる。その専門分野同様、さまざまなカテゴリーの本が選ばれた。
ハーバード大学の教授らが、来年読むべきと考えている5つの本を紹介しよう。
トルストイ『アンナ・カレーニナ(原題:Anna Karenina)』
—— クラウディア・ゴールディン(Claudia Goldin)教授:経済史、労働経済学
オオナ・ハサウェイ(Oona Hathaway)、スコット・シャピロ(Scott Shapiro)『The Internationalists』
—— スティーブン・ピンカー(Steven Pinker)教授:心理学
ブライアン・スティーブンソン(Bryan Stevenson)『Just Mercy』
—— スティーヴン・グリーンブラット(Stephen Greenblatt)教授:英語学、『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』でピュリッツァー賞を受賞
アダム・スミス『道徳感情論(原題:The Theory of Moral Sentiments)』
—— エリック・マスキン(Eric Maskin)教授:経済学、2007年にノーベル経済学賞を受賞
ジョセフ・アウン(Joseph Aoun)『Robot-Proof: Higher Education in the Age of Artificial Intelligence』
—— イライアス・J・コーリー(EJ Corey)教授: 有機化学、1990年にノーベル化学賞を受賞
[原文:The one book every student should read in 2018, according to Harvard professors]
BUSINESS INSIDER JAPANより転載(2017.12.24公開記事)