……なんとなくそう見えるだけな気が。
原作漫画を尊重し主人公の目がでかいことで話題となったハリウッド映画版『銃夢』こと『アリータ:バトル・エンジェル』の新しい予告編が公開されました。io9などいくつかの海外メディアでは目が小さくなったと報道されたのですが、果たして製作陣の方針が変わったのか……?
とりあえず目の話は置いておくとして今回の新予告編は、以前のものに比べてかなり原作っぽい新シーンが増えていてかなりワクワクしますね。
特に主人公のアリータ(ガリィ)が火星の挌闘技「機甲術(パンツァークンスト)」と思しき格闘術を使うシーンや、バーサーカーボディに切り替える下りもあるようで、原作の1~4巻の展開に近いものが見られそうな感じ。目の下に入ってるラインも血(?)で再現される様子。
ちなみに、プロデューサーのジェームズ・キャメロンは以前、格闘球技「モーターボール」を出したいとも語っており、今回ついにその看板が2:16あたりに出てくるので、実際の競技シーンにも期待したいですね!
そして問題の目ですが、以前の予告編にある同じシーンを並べて比較するとその大きさ自体は殆ど変わっていない様子。しかし、以前の予告編にあったシーンではアリータへの光の当たり方、表情、髪型などに微妙に変更が加えられていて、目がより自然なサイズに感じられます。
また、新シーンの多くであまり目を見開いておらず、目が目立たなくなっているのもあって、なんとなく全体的に目が小さくなったように見えるのでしょう。
というわけで、とりあえず漫画/アニメっぽいビジュアルを実写映画に持ち込みたいという方針は変わっていないようですが、その着地点の調整は行なわれているようですね。
こういったCGが多用される映画の場合は特に、ギリギリまでCGのブラッシュアップが行なわれるということもあり、予告編の間でもビジュアルが変わっていくことも少なくありません。もしかすると本編ではまた印象が違うものになるかもしれませんね。
とにかくまだ目は十分大きく好みは分かれそうではありますが、原作ファンとしては楽しみなシーンばかりな『アリータ:バトル・エンジェル』は日本では2018年12月公開予定!
Image: YouTube
Source: 『アリータ:バトル・エンジェル』公式サイト、YouTube1・2、io9、MTV
(傭兵ペンギン)