旅行は冒険です。

冒険中には災害や思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。そこで、今回は、そんな時への備え方を伝授します。

いったん海外に出てしまうと、あなたの安全を守るものは国内にいるときよりずっと少なくなります。そのためRedditのユーザーのu/baccgirlさんは、LifeProTipsの中で、渡航前に万が一のときに頼れる場所を把握することが大事だと指摘しています。

まず知っておくべき場所は、渡航先にある、あなたの国の大使館です。

住所と開館時間を調べておきましょう。

自分の個人情報を保存しておく

旅先でパスポートを失くした場合は、大使館で緊急時のパスポートを手に入れることができます。その際、細かい個人情報を持っておくと、緊急時のパスポートを発行するスピードが大幅に速くなります。

u/baccgirlさんは次のように書いています:

海外でも確認できる安全なメールアドレスに、出生証明書、パスポートなどの重要書類のスキャンと緊急連絡先の一覧を送っておきましょう。海外旅行から帰ってきたら、このメールは削除してください。

こうしておけば、海外でパスポートを紛失しても、書類を探す手間を省けます。これは良いアドバイスですね!

でも、何でもデジタル化しておけば鬼に金棒、というわけでもありません。

時にはメールアドレスさえも分からなくなってしまうことも。u/madi154さんは、自身の経験から、メモをとっておくことの重要性を訴えています。

家族の電話番号、ホテルや滞在先の住所と電話番号を書き留めておきましょう。何枚も書いておいて、バッグ、財布、バックパックやスーツケースなど主要な持ち物すべてに入れておきましょう。

こうした情報は、思わぬ時に役立ちます。たとえば、私はスーツケースを失くしたことがあるのですが、滞在先の住所と電話番号を入れておいたので、ちゃんと戻ってきました。

米国から出発する時には有効なパスポートが必要になりますが、u/baccgirlさんによると、多くの国では、6カ月以上の有効期限が残ったパスポートが必要になります。

滞在期間が数週間でも、それよりずっと長い有効期限が残っていなければならないのです。空港に行ってから気づくのでは遅すぎます。

事前に有効期限を確認しておきましょう。

事故や災害に備えておこう

旅程を会社や家族、友人などに報告しておくこともオススメです。こうしておけば、事故や災害の際のあなたの安否確認がすぐにできます。

でも、柔軟に対応することも大切

とはいえ、他のコメントの中には、今回紹介したような方法で準備をし過ぎると、旅先での心配が増幅し、せっかくの楽しい旅行を台無しにするのではないかという指摘もありました。RunninADoritoさんは、こんな風に書いています。

完璧に準備するのは無理だし、愚かなことです。他の国に行くにはものすごくたくさんの備えが必要だ、というのは間違った考え方です。自分の行き先とやること(フランスで○○をやる、カンボジアで○○をやる等)を考えた上で、起こりそうな問題を予測して準備をしてください。世界に出ることを恐れないで!

予防は治療に勝りますが、まだ起こっていないトラブルを心配しすぎるのもよくありません。恐怖が、広い世界への冒険を止めてはならないのですから。


Image: Mike/Flickr

Source: Reddit(1, 2, 3, 4

Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文