ライター : cestalavie

沖縄のソウルフード。ソーキそばの作り方

Photo by cestalavie

沖縄の名物沖縄そばに、豚のスペアリブ(ソーキ)をのせるソーキそば。ソーキのゆで汁を生かす、基本レシピです。やわらかく煮たソーキがとろとろで、コシのある太麺に旨味の効いたスープがたまらないおいしさ。ボリュームたっぷりで、沖縄料理を代表するひと品です。

材料(4人分)

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※トッピング材料は写っていません
  • 豚のスペアリブ(豚バラ肉骨付き) 500〜600g
  • 沖縄そば 800g〜1kg
  • かつおぶし 30〜40g
  • しょうゆ 大さじ2杯
  • トッピング材料
    • かまぼこ(薄切り 適量
    • 紅しょうが 適量
    • あさつき(小口切り) 適量
    • わかめ 適量

作り方

1.豚スペアリブを軽く水洗いする

ボウルに入った豚スペアリブをボウルで水洗いする様子

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ボウルに豚スペアリブを入れ、上から水をかけながら、軽く水洗いします。

2.沸騰させた鍋でゆでる

鍋に入れた豚スペアリブと水

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鍋に豚スペアリブと水(分量外、適量)を入れて火にかけます。軽くゆでる程度でよく、水の量はそれほど多くなくてOK。豚スペアリブの色が白く変わって1分ほどゆでたら、ボウルに豚スペアリブを取り出します。

3.豚スペアリブを取り出し、水できれいに洗う

鍋からトングで豚スペアリブを取り出す様子

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豚スペアリブは水で洗い、脂を軽く取ります。国産品の豚肉を使う場合は、脂分が少ないため、この工程を省くことができます。

4.水を入れ替えて、再度豚スペアリブをゆでる

湯を張り直した鍋に、豚スペアリブをトングで戻す様子

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鍋に湯を入れて沸騰したら、3を戻してアクをすくい取りながら20〜30分ほど中火でコトコト煮ます。豚スペアリブを取り出し、ゆで汁はそのままそば出汁に使います。

5.そば出汁を作る

鍋に豚スペアリブとかつおぶしパックを入れて煮る様子

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4のゆで汁にかつおぶしを加えて煮立て、出汁を取ります。そのままでもよいですが、かつおぶしを取り出したあとに4の豚スペアリブを鍋に戻して、さらに10〜20分ほど煮ます。豚スペアリブがやわらかくなり、旨味がたっぷりと出ます。

6.沖縄そばをゆでる

鍋で沖縄そばをゆでている様子

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鍋に湯を沸かして、沖縄そばを袋の表記通りにゆでます。ざるにあけて、水分を切ります。

7.盛り付けて完成

青い柄入りの器に盛り付けたソーキそば

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器に6の沖縄そばを入れて5のソーキを上にのせ、そば出汁を回しかけます。かまぼこ、あさつき、紅しょうがなどのトッピングをのせたら完成です。

沖縄そばの代用方法

沖縄そばは「そば」と名前に付くものの、小麦粉と水と塩でできており、そば粉は使われていません。材料だけをみると中華麺によく似ていますが、食感が異なります。昔ながらの沖縄そばは、中華麺とは作る工程が違うため、もちもちした独特の食感。

最近は、ツルツルとした食感の沖縄そばも出てきており、中華麺に近いものもあります。もし沖縄そばが手に入らないときには、太麺の中華麺で代用するとよいでしょう。

ソーキを味わいつくす人気のアレンジレシピ7選

1. 甘辛い味付け。ソーキと大根の煮物

ソーキ汁として知られる、麺類が入らない肉入り汁です。沖縄では、とてもポピュラーな食べ方。ソーキと出汁、大根(沖縄では冬瓜をよく使います)や昆布を一緒に煮込み、こってりとした甘辛い味付けです。味を少し薄めにすると、汁物としてスープまで飲み干すことができますよ。

2. がっつり食べたい。ぜいたくソーキ丼

ソーキの硬い軟骨は、圧力鍋を使うとかみ切れるほどやわらかく仕上がります。ボリュームのある軟骨ソーキを甘辛く煮て、ごはんにのせるぜいたくな丼レシピ。しっかりした濃い目の味付けで、半熟卵の黄身を絡ませると、ごはんがもりもり進みますよ。がっつり食べたいときにいかがでしょうか。

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