夢見せて、ごめんね。
去年のクリスマス、多くのネットユーザーたちがサンタにお願いした(と私が想像している)のが、「投稿した後のツイートが編集できるようになりますように」というものでした。面白い文章、重要な声明などが何十人、何百人、場合によっては何万人にもリツイートされ、ニュース記事に埋め込まれた後に誤字脱字を指摘される。もしくは内容に修正が必要となる。そんな事は日常茶飯事です。
もちろん、そんな場合は元ツイートを削除して、修正して同じ内容でツイートをすれば良いわけですが、その場合は新しいツイートとなるため、リツイートや記事埋め込みもすべて消えてしまうわけです。だからユーザーたちは間違いを知っていて放置する(+内容を修正するツイートを別で行なう)か、泣く泣く削除するか、の選択を迫られるわけです。
「Facebookみたいに編集機能があれば…」とセレブリティも含めて何万人ものユーザーが思っていた中で、注目が集まったのが非営利ニュース組織であるProPublicaのレポーターLogan Jaffe氏によるツイートです。
:::rubs eyes:::
— Logan Jaffe (@loganjaffe) July 26, 2018
is that an ... *edit* ... button ... ? @twitter? what have we done to please you? pic.twitter.com/NPFDhA8tvX
(目をこすって)これは...”編集”ボタン? @Twitter、私達はこれに見合う善行をしたでしょうか?
確かに“Edit”というボタンがこの画像では確認できます。このツイートはMashableなどのメディアも取り上げたのですが、すぐにTwitter公式は人気コメディ番組のキャラクターが首を振っているGIF画像をツイートして編集ボタンのテストを否定しました。
— Twitter Comms (@TwitterComms) July 27, 2018
どうやらこれはサードパーティーが開発したプラグインの画像だったようです。「Better Tweetdeck」というChromeのプラグインを使うと、確かに“Edit”でツイートの編集を行なえるんですが、実際は元のツイートを削除して新しい修正したツイートを発信しているようです。なのでTwitterユーザーたちの夢が叶ったわけではないんですね。
しかしこの一連の騒動でいかにTwitterの“編集機能”を多くのユーザーが求めているかがわかりますね。いつか実装される日が来るのでしょうか…。
Image: ギズモード・ジャパン
Source: Logan Jaffe via Mashable
(塚本 紺)