この猛暑を子どもと一緒にどうのりきるか、私のように頭を悩ませている親は多いことでしょう。5歳のやんちゃ坊主を持つ私もリアルに悩んでます。ディズニーチャンネル、入れててよかった…。

でも、1日中ディズニーチャンネルってわけにはいきませんよね。夏休みの思い出がテレビだけってのもつまらない気がしますし。

そこで、天候の悪い日に外遊びできない子どもを室内で楽しませる方法をご紹介します。

Lifehackで提案されていることを参考に、私が実際に行っていることや、より簡単にできそうな例を調べたり考えたりしてみましたよ。

箱で街づくり

牛乳パックやお菓子の箱に折り紙やクラフトペーパーを貼り付けてビルを作ったり、ダンボール紙に道路を描いて街を作ったりするのはどうでしょう。ミニカーや人形でハンドメイドジオラマっぽくするのも良いですね。

家にあるもので楽器を作ってみる

食品トレー、輪ゴム、ペットボトル、風船etc。家にあるものを使って楽器を作ってみるのはどうでしょう。

できあがったら、その楽器で家族バンドの演奏会。本物の楽器ほど音もうるさくないですよ。

料理

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Image: Evgeny Atamanenko / Shutterstock.com

私の母は時間ができるとクレープやクッキー、ドーナツといった簡単なお菓子を作ってくれました。母と行ったカフェのことはあまり覚えていませんが、一緒にキッチンで甘い匂いを嗅いだことは鮮明に覚えています。

「インスタ映え」しなくても、キャラクターがついていなくても、子どもは親と一緒に作ったことや、自分も作ったということに喜んでくれるはず。

カード作り

幼稚園や保育園でやるような、ちょっとした工作でカードを作ってみるのはどうでしょう。折り紙や画用紙を切って、ラメやシールで装飾。おじいちゃんやおばあちゃんに送ってあげたら喜ばれそうです。

実験

水がつかめる!』『一瞬で凍る水』をはじめ、今は大人がやっても楽しい実験おもちゃがたくさんあります。Amazonで検索すると面白い実験アイテムが見つかるので、ついついまとめ買いしたくなっちゃいますよ。

英語で折り紙

室内遊びといえば折り紙ですが、ちょっと特別感を出すために、英語でやってみたらどうでしょう?

今、折り紙は日本だけでなく世界中で大人気です。海外にいくと「日本人なら折り紙やって」と言われることも(私は子ども服のショップ店員にゴジラの折り方を教えたことがありますよ)。

YouTubeで外国人が紹介する折り紙動画は簡単に見つかります。「折る」「ひっくり返す」「癖をつける」といった決まった単語しか出てこないので、理解も早くて良いですよ。

カラオケ

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Image: gorillaimages / Shutterstock.com

外で遊べないことは関係なしに、親子で一緒に歌うのって楽しいです。親が好きな歌を教えてあげたり、その歌がリリースされた頃にどんなものが流行っていたかまで、掘り下げて教えてあげたりしても楽しいかも。

ボードゲーム

オセロ、ダイヤモンドゲーム、モノポリー、将棋に囲碁。親子で向き合って楽しめるゲームは色々あります。

私が幼い子どもと楽しむのは、ハンマーでアイスを叩いてペンギンを落とす『クラッシュアイスゲーム』。難しいルールは一切なし! 年齢関係なく楽しめるので、オススメですよ。

ファッションショー

ママやパパの洋服で特別にファッションショーをするのも楽しいですね。

Tシャツにベルトでワンピース、髪の毛をセットしたり少しだけお化粧してみたり、普段とは違う自分になってみるとワクワクします。


室内障害物コース

元保育士の友人に聞いたんですが、雨の日って子どもがエネルギーを発散できないから、晴れの日と比較すると子ども同士のトラブルが増えるんだそうです。

まぁ、大人でも室内こもっているとストレスが溜まるので、元気でやんちゃな子どもなら、なおさらでしょう。ましてや、それが夏休みでピーカンのお出かけ日和だったら、外遊びできないストレスはマックスになるかも。

ということで、できるだけ発散させましょう。廊下に障害物コースを作って。

テープやフラフープ、クッションにキッチンのおたま、障害物になりそうなものは家の中で簡単に見つかります。途中で部屋着やパジャマに着替える障害」があったら親も楽かも。

バタバタと騒がれたら困るので、「できるだけ音を立てないでゴールまでいってみる」というルールを加えるといいかもしれませんね。

映画を作ってみる

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Image: Alex Kosev

私は曲がりなりにも映画学部を卒業し、今は映画のことを書く仕事にもついているので、息子には小さい時から映画を取り入れた遊びを積極的にしてきました。

やり方は簡単。まずはブレインストーミングから始めます。アクション、ドラマ、コメディ、ホラー、明るい内容か暗い内容かを大まかに子どもに決めてもらいます。メインキャラクターと対立するキャラクターを決め、その設定も話し合います。

映画の基本的な物語の作り方は「ビギニング、ミドル、エンド」です。ビギニングとエンドはほぼ同じだけれど、エンドは様々な経験を通して少し良くなっている必要があります。

iPad ProとApple Pencilでブレストしながらストーリーを構築し、表現方法も決めると良いかもしれません。

我が家の映画は完成には程遠いのですが、怪獣フィギュアを使ったストップモーション・アニメーション作りをしています。これは親子ともに学ぶことも多く、楽しんでいます。

おもちゃの整理

古いおもちゃが捨てられなくて、家が片付かない! これ、あるあるですよね。どうせ家から出ないなら、子どもにおもちゃの整理をしてもらってはいかがでしょうか。

急に「おもちゃ整理して」と子どもに伝えても嫌がられると思うので、親も一緒に断捨離すると良いでしょう。本当に必要で遊びたいおもちゃがわかるし、家も綺麗になるしで一石二鳥。涼しくなったらリサイクルショップに持って行ったり、寄付したりすることにすれば、お出かけの楽しみも作れますよ。

宝探し

映画『永遠のこどもたち』にも出てきましたね、小さい手紙にヒントを書いた宝探し。「お気に入りの本のお気に入りのページを見て」や「次のヒントは寝るお部屋」といった、わかりやすいけどちょっと子どもに考えさせるヒントにするといいでしょう。


お泊まり会で子どものホームシックを軽減させる言葉、言ってはいけない言葉

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Image: TravnikovStudio, Evgeny Atamanenko, gorillaimages, Alex Kosev / Shutterstock.com

Source: Lifehack

Reference: Amazon(1, 2, 3

文: 中川真知子