世界初の試みですって。
VRゴーグルをかけてローラーコースターに乗るアトラクションはすでにありますが、やはり夏だったらウォータースライダーと組み合わせたいところ。
そこでドイツのミュンヘン郊外にあるTherme Erdingという遊園地が、そんな楽しい妄想を現実のものにしてくれました。それが「Galaxy Erding」。銀河の中を滑空したり、大空を飛んだり氷の国を滑ったりと、3つのコンテンツが用意されています。
開発したのはBallast VR社。もちろん見える世界は360度、宇宙や氷の国になっています。スライダーの各所にはトラッキング・センサーが設置されており、ゴーグルがスライダーのどこを滑っているのかを正確に把握します。なので映像とコーナリングが完全に一致し、VR酔いを起こしにくいよう設計されているのです。
なお使用するゴーグルは、防水仕様にした「Samsung Galaxy S8」とのこと。年齢制限は9歳以上となっており、1回の利用は2ユーロ(約260円)とお手頃です。酷暑の中でも、これなら出かけたくなりますね。
日本の遊園地にもウォータースライダーはあちこちあるので、ぜひとも早急な導入をー!
Image: YouTube
Source: YouTube via Fresh Gadgets, Galaxy Erdin
(岡本玄介)