やっぱドローンにも「intel入ってる」?
ちょうど50年前、intel(インテル)は半導体メモリーを作る小さな会社として設立されました。その後1971年には世界初のマイクロプロセッサー開発に成功するなど、今やコンピューターの世界ではなくてはならない企業になっています。
そのintelが7月15日、50周年を祝って2,066機のドローンを飛ばしてパフォーマンスを行ないました。しかも世界で最多の無人飛行機による一斉飛行というカテゴリーでギネス世界記録を更新したのです。
立体的で美しい光のショーになりましたね。
驚くことに、2,066機のドローンすべてはたった1台のコンピューターで操縦されているんですって。音楽に合わせて形を作るドローンたちは、40億色の組み合わせでアニメーションを作ることができ、intelの新旧ロゴなどを彩りました。
映像の16秒あたりで登場する宇宙飛行士のような形は、“バニーズ”と呼ばれる研究所で白いオーバーオールを着る人を模したキャラクター。この光のショーはintelの歴史にとって、重要な従業員たちや製品をシンボル化したものなんですって。こんなパフォーマンスで社員を労うなんて、シャレてますよね。
ところで2月には、intelが冬季五輪で1,218機のLEDドローンを飛ばして世界記録を樹立したことがありました。その後5月には、中国の西安で1,374機のクワッドコプター・ドローンを一斉に飛ばしたパフォーマンスが、記録を塗り替えています。なので今回は、その記録を700機ほど多く更新したことになりますね。
この部門では数カ月ごとに記録が日進ゲットされていきますが、次はどこの誰が更新するんでしょうか?
Image: © Guinness World Records 2018. All rights reserved. via Guinness World Records
Source: YouTube via Guinness World Records
(岡本玄介)