メモからアラームが届くとはねぇ。キングジムから、電子ペーパーなメモ帳がクラウドファンディングで資金募集中

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  • author 小暮ひさのり
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メモからアラームが届くとはねぇ。キングジムから、電子ペーパーなメモ帳がクラウドファンディングで資金募集中
Image: Makuake

メモ帳とデジタルメモとのいいとこどり。

ってやつですかね。キングジムはメモの見落としをフォローできるデジタルなメモ帳「カクミル」クラウドファンディングを実施しています。

カクミルは4.3inch(56.2×93.65mm)の画面が480×800ドットの電子ペーパー(E Ink)端末で、画面にタッチするだけですぐに起動。画面にペンでメモを書き込めます。そしてE Inkの特徴を活かして、電源OFFでも書いた内容を表示しておけます。まさに紙のメモと同じように、ふと目を移せば記入した内容がすぐ見られるんです。

それだけなら物理的なメモで良くない?

いや、待って! たしかにそうだけど、カクミルでは書いた内容へのアラーム設定もできて、書いたメモやToDoの見落としも防げるという重要な推しポイントがあります。

「あとでやろう…」とメモや付箋に書いたはいいけど、結局書きっぱなしで忘れてた…! なんて背筋に冷たい汗を流したことがある人はこういったものがいいの…かも? かも?

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Image: Makuake

書き心地にもコダワリがあるそうで、動画を見るとレスポンスの速さが伝わってきます。E Inkってもうちょっと遅いイメージあったんですけど、この速度で書けるなら十分過快適そう。

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Image: Makuake

メモだけじゃなくて、カレンダーやToDoリスト、時計、電卓なんて機能もありますよ。カレンダーなどは電源OFF時でも常時表示できるE Inkの利点をうまく活かしてますね。電卓は予想外でしたけど、このサイズならスマホのそれより使いやすい可能性もありますね。

この「カクミル」のプロジェクトの目標金額は1000万円、原稿執筆時では200万円ほどの支援が集まり、1万3000円の早割価格のコースが残っていました。

なんていうか 紙のメモがアップデートにとどまらず、デスク上や中にある仕事用文房具のデジタル化といったイズムを感じさせられるガジェットですね。文房具の進化のいち系統っていうのかな?

この製品もそうだけど、個人的にはこの先にあるであろう姿。未来の文房具がどんな姿に変わっていくのかもすごく見たい! こうしたプロジェクトが成功すれば、その可能性もあると思うんだ。


Image: Makuake
Source: Makuake

(小暮ひさのり)