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次のAmazonデバイスは「カメラ」。荷物や地域の安全を目指す

Amazonデバイス事業責任者のデイブ・リンプ氏

「Amazonデバイスの次の製品はカメラです」

 米Amazonで、FireタブレットやスマートスピーカーEchoなどのAmazonデバイス事業を統括するデイブ・リンプ氏は、8月1日に報道陣のインタビューに答え、「Amazon製カメラ」の発売を予告した。

 カメラといっても、写真や動画の撮影が主目的ではなく、地域の安全やセキュリティの向上を目指す製品になる予定だという。

「次は製品はカメラです。見る(see)デバイスですね。先日Ringという会社を買収しました。玄関ドアカメラなどを手掛ける会社で、住んでいる地域社会を安全にする製品を目指します。日本では先になるかもしれませんし、具体的な内容は明かせませんが、次はカメラを発売します」(リンプ氏)

Ring Video Doorbell Pro

 Ringのカメラは、玄関ドアなどに設置し、ドアを開ける前に来客を確認できる「スマートドアベル」。動きセンサーを備えているほか、Echoとも連携する。リンプ氏は、カメラを自社で持つことで、Amazonのビジネス面にも効果が見込めるという。「玄関先にカメラがあるので、安全性が高まります。そのため配達したAmazonの荷物の盗難を防ぐという効果もあると考えています」。

 発売時期などは未定だが、グローバルでの発売に向けて準備を進めているという。