Pixel 3のノッチ大きすぎでしょ! 試作機の画像がリーク

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Pixel 3のノッチ大きすぎでしょ! 試作機の画像がリーク
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

Pixelにもついにノッチが登場。

昨年のPixel 2/2 XLのリリースタイミングを基準に考えると、今年Google(グーグル)が何を投入してくるのかを断定するにはまだ時期尚早と言えるかもしれません。ただ、ネット上の熱狂的なファンの間ではさっそくいろいろ盛り上がっているようですよ。というのも先日、今年の後半に発表すると予想されるPixelシリーズの後継機に関する2つのリーク情報が舞い込んできたからなんです。

リーク情報1:ノッチがデカい

まず最初の情報は、XDA Developersの掲示板に投稿されたPixel 3の試作機と思われるリーク画像。端末の背面を写した一枚目を見た限りだとそれほど興味をそそる写真には見えませんね。気になるのはPixel 2シリーズでは備わっていた背面2トーンデザインが見当たらない点と、背面デュアルカメラが搭載されていないくらいでしょうか。

ただ、前面デザインに関してはちょっと議論を呼びそうな仕上がりなんです...。

見てくださいよこれ...。そう、ノッチがとにかくデカい。ノッチはあくまで大きなスクリーンを実現するための実用性から生まれた妥協策であるはず。あえて意図的にノッチを搭載すること自体ナンセンスであると以前に触れたことがありましたが、このPixel 3と思われる試作機にのったノッチはちょっとそれらとは違うみたいです。とてつもない存在感をはなつフロントのセンサー類は、現在市場に存在する他社モデルに搭載されているセンサーとは比にならないものになりそうな予感です。ただその一方で、ノッチがグググッとスクリーンスペースに伸びているのがわかりますね。縦に長い。たしかになんとも大胆な見た目ではありますが、これはいわゆる「ノッチ・トレンド」がいき過ぎた例と言えるかもしれません。

リーク情報2:専用ドックでスマートスピーカーに変身する?

Pixelシリーズに関するもう1つのリーク情報は、9to5GoogleがGoogleアプリの最新バージョン内で発見した「とあるコード」の中から見つかりました。なんと、そのコードの中に専用ドックの存在を思わせる箇所があるんです。

(コード)<string name=”trusted_dock_message”>Your Assistant can use your personal info to make suggestions, answer questions, and take actions for you when your phone is locked and on your Pixel Stand</string>

(訳)スマホがロック状態でPixelスタンドに設置されているときには、(Google)アシスタントがユーザー情報を使って提案や質問への回答、アクションを実行してくれます。

GoogleがPixelスマホ向けのドックを作っているという話を聞くのは今回が初めてではありませんが、このちょっとしたコードの記述により、それがどんなものになるのかなんとなくイメージがついたような気がします。この「Pixelスタンド」は、どうやら噂されているワイヤレス充電用スタンドになるだけでなく、スマホをスマートスピーカーのような存在に変えてくれるドックのようなものなのかもしれません。必要なときに情報をスマホのスクリーン上に表示してくれるんでしょう。

最近リリースされたGoogleとLenovo(レノボ)初のスマートディスプレイの存在を考えると、PixelスタンドはGoogleがその急成長するスマートホームのラインナップを増強していくための手助けになってくれるかもしれませんね。一方で、130ドル(日本:1万5120円)のGoogle Homeと50ドルのGoogle Home Mini(日本:6480円)、そして200ドル(約2万2240円)以上はするスマートディスプレイとの間の溝を埋めるちょうどいい存在にもなってくれるでしょう。

まぁ、まだこれらのリーク情報を信じきるのは早いんですが、もしPixel 3が結局このリーク画像のようなドデカいノッチを搭載することになれば、今秋のGoogleの発表の中で一番注目を集めるのはPixelスマホそのものよりも、もしかしたらこの新しいアクセサリーになるのかもしれませんよ?

Source: XDA Developers, 9to5Google, Twitter