チームビルディングしてますか?

人によってはチームのメンバーと距離を縮めようとプライベートな部分まで踏み込んだり、ビジネスライクな振る舞いに徹したり、仕事上のコミュニケーションの取り方はさじ加減が難しいもの。

よなよなビールのヤッホーブルーイングが平成最後の夏に飲み会を通じたチーム"ビール”ディングを提案するという話は、前回の記事で触れたとおりですが、チームビルディングを円滑に進めるコツみたいなものはあるのでしょうか?

飲み会を阻害する「先輩風」を可視化。地ビールメーカーが提案するチームビルディング①

飲み会を阻害する「先輩風」を可視化。地ビールメーカーが提案するチームビルディング①


Googleにてピープルディベロップメント、ラーニング・ストラテジーに携わり、今回のプロジェクト「チーム“ビール”ディング by よなよなエール」の全体監修をつとめるチームビルディングスペシャリスト、ピョートル・フェリークス・グジバチ氏によるとチームビルディングのカギは「心理的安全性」の確保にあるといいます。

「心理的安全性」と「自己開示」

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Image: ヤッホーブルーイング

ピョートル氏は「心理的安全性」についてこう説明します。

何かを一緒に食べる、一緒に飲む。これはどの国・文化関係なく共通する、人と人をつなぐ大切な習慣です。

仲のよい家族が同じ食卓で大皿を囲んで、今日のうれしかったこと、悲しかったこと、腹が立ったことを素直に言い合うように、会社のチームも本音で言い合える仲でいれば自然とパフォーマンスも上がります。

そのためには、チームの心理的レベルが一緒になるような「心理的安全性」を促すことが重要となります。

そして、そのための装置となり得るのがヤッホーブルーイングが開発したふたつめのプロダクト「無礼講ースター」だといいます。

「無礼講ースター」のような質の高い雑談を引き出すプロダクトを活用して、「自己開示」を創出するような飲み会は最適なソリューションといえます。

コースター型のコミュニケーションツール

Video: ヤッホーブルーイング/YouTube

先回は「会社関係の飲み会」が抱える課題を解決する手段として、上司の先輩風を可視化する「先輩風壱号」を紹介しましたが、「先輩風壱号」が試せるのは「YONAYONA BEER WORKS」赤坂店のみ。「無礼講ースター」なら、もうちょっと気軽にチーム”ビール”ディングが叶えられます。

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Image: ヤッホーブルーイング

「上下関係や立場を抜きにして楽しむ酒宴」という意味の「無礼講」という言葉ですが、 「無礼講ースター」はその実現のために開発されたコースター型のトークゲームです。

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Image: ヤッホーブルーイング

ルールはご覧のような流れです。「お金を使うならモノより思い出だ」「鼻毛が出ている人に指摘できてしまう」など、 仕事とは無関係の50個のトークテーマが設けられているので公平に会話に参加でき、ゲームの最中は上下関係のない「心理的安全性」が保たれます。

また話しやすいルール、トークテーマで「自己開示」を促しながら、お互いの価値観やパーソナリティを引き出すので、 チームビルディングに欠かせない「質の高い雑談」が生み出されるという仕組み。

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Image: ヤッホーブルーイング

この「無礼講ースター」は、数々の話題のおもちゃや商品開発を手掛けたおもちゃクリエーターの高橋晋平氏、アナログゲームを使った社内研修などを行うアナログゲームマスターのあだちちひろ氏をアドバイザーに迎え開発が行われました。

「チームビルディング」 で最初に大事なのは、「心理的安全性」を確保しながら、自然にコミュニケーションの量を増やすこと。 このゲームにはそれを実現させるポイントがいくつかあります。

まず、話し手を順番に交代していくことで、みんなが会話の中心になれる設計。そして、YES/NOで意 思表示できるカンタンさや、まず「質問してもらう」という会話の構造。50のトークテーマは「あるある!」と共感しやすい内容になっており、お説教や仕事論を抑制するために「仕事」に関することは省いています。(高橋氏)


飲み会でゲームしたいかっていうとしたくないですよね(笑)。なので、カードゲームというよりは、コミュニケーションツールとして考えています。

「え? こんな人だったの?」と今まで知る由もなかったその人の人間性を知れちゃう…、という不思議な力を秘めたこのゲームは、誰でもすぐに楽しめるようにルールはとてもシンプル。

トークテーマは、すっごく悩みました。誰も傷つかない、でもその人の内面が思わずあぶり出されてしまう ような日常の「あるある」を厳選しています。(あだち氏)

意外な一面が見えてくる

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Image: ヤッホーブルーイング

場所を選ばないという点では「先輩風壱号」より汎用性がありそうな「無礼講ースター」。

さて、体験してみての感想はいかがでしょう? まずは部下サイドから。

上手な質問をするのが苦手なタイプなので、どこから何を聞けばよいかわからないこともある。こういうツールがあると一つの話題で盛り上がり、共通点も持つこと ができるのは大きい。(20代 女性)

わかります、わかります。どこまで踏み込んで話をしていいのかわからず、当たり障りのない会話を必死でにつなげたり。「飲み会嫌い」にはこんな人が多いのかもしれません。上司サイドはどうでしょう。

すごく楽しかった。普段は話さないようなことを、ひとつのフレームワークで話すことで、それぞれの個性を引き出して、その人の新しい気づきを得ることができた。 周りの人が自分のことをどう思っているのか、見ているのかを聞けるのは大きい。

飲み会は一人一人が自分の気持ちを、きちんと伝える場であるべき。普段は言え ないけれど、上下関係を無しにフラットに話すことで、仕事で成し遂げたい思いなどをぶつけ合える。(40代 男性)

前回の調査結果にあった通り、立場が変われば話したい内容も変わってくるもの。飲み会でのテーマ決め自体が、上下関係を意識させるきっかけととなってしまっているのかも知れません。

その点このカードゲームであれば、上下関係を気にせず安心してトークテーマを委ねられるので「心理的安心性」が高いと言えるでしょう。

コミュニケーションツール、ネットで買えます

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Image: ヤッホーブルーイング

ちょっといいかも、と思った人に朗報です。この「無礼講ースター」、ネットで買えます。

8月3日(金)20時15分(2015=ぶれいこう)から、よなよなエール公式通販サイト「よなよなの里 本店」で、キャンペーン特別価格(税抜)2015円(2015 =ぶれいこう)発売開始。 30個限定、お一人様1個限りで販売されます。

職場の飲み会での会話が続かない…なんて悩んでいる人はチェックしてみてください。

Image: ヤッホーブルーイング

Video: YouTube

Source: ヤッホーブルーイング, チーム“ビール”ディング by よなよなエール, 先輩風壱号, 無礼講ースター, よなよなの里 本店