まさに“シューティング”。ライフルのような鏡筒で撃ち抜くマクロレンズ

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  • author 岡本玄介
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まさに“シューティング”。ライフルのような鏡筒で撃ち抜くマクロレンズ
Image: Macro Room/YouTube

気分はスナイパー。

レンズ交換式のカメラに取り付けるマクロレンズはいろいろありますが、ライフルの銃身のような、細長~いヘンテコレンズがお目見えしました。それが「Laowa 24mm f/14 Probe Lens」で、現在Kickstarterにて資金を募集しています。

鏡筒は長さ40cm×直径2cm。焦点距離は24mmで、2倍のマクロレンズです。このレンズで被写体を“シューティング”してみると、一体どんな世界が見えるのでしょうか?

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Image: Kickstarter


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Image: Kickstarter

普通のレンズでは入っていけない電子部品や本の隙間もご覧の通り。2倍のマクロで、小さい文字までがっちりピントをおさえています。まさにCGで作ったような映像。静止画を撮っても良いのですが……真価を発揮するのは動画撮影ですね。

f/14の暗さを補うため、レンズの先端にはLEDリングライトが付いていて、レンズには防水加工もしてあります。

Video: Laowa - Venus Optics/YouTube

Kickstarterの紹介動画では、もっと屋外での実用例が盛り沢山です。ビール中でも砂の中でも、ネズミの巣でもアリのコロニーでも、時と場所を選ばず衝撃映像が撮れてしまいますね。

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Image: Kickstarter

19群27枚のレンズがギッシリ詰まっています。重量は474g。マウントはキヤノン EF、ニコン F、ソニー FE、シネマカメラのArri PLに対応しています。

「Laowa 24mm f/14 Probe Lens」は、約111万円の目標額を大きく超えて、公開時点では249人から5,600万円以上を集める超人気商品になっています。この時点でまだ残り25日なので、最終的にどこまで伸びるか気になりますね。

すでにいくつかのアーリーバードが終了していますが、公開時点では約14万5000円のプランから上がまだ残っています。このレンズがあれば、大自然の中に分け入っていくのが楽しくなりそうですね。ご予約はお早めに!

Source: YouTube, Kickstarter via Laughing Squid