今やハンバーガーは歯止めがきかないほど大きくなっています。お洒落なバーやビストロで、アボカドから豚肉まで何でもかんでも挟むだけでなく、パティ自体も信じられないほど分厚くなりました。
でも、ハンバーガーはステーキではありません。ハンバーガーとはサンドウィッチのようなもので、サンドウィッチというのは具とパンのバランスがすべてです。
大事なのはバランス。肉の厚さではない
口の中を牛肉だらけにしたいんですか? だったらステーキを食べましょう。牛ひき肉でもいいですが、ハンバーガーは、熱々のフライパンや鉄板でパティの旨味を引き出して食べるのが最高です(メイラード反応のことです)。
できるだけたくさんの肉を食べたいと思うなら、パティを薄くしてバンズに挟んで食べるのがベストです(これがアメリカで「シェイクシャック」や「In-n-Out」が人気の理由です。ポテトのおかげではありません)。
薄いパティのハンバーガーはつくるのも簡単です。フライパンや鉄板を熱々にして、味付けしたパティをその上に乗せ、片面がカリッとしてきたら、ひっくり返して反対側も同じような焼き色になるまで焼きます。
それから、トーストしてバターを塗ったバンズの上に焼いたパティを乗せ、溶けたチーズをかけ、あとは定番の具材を挟めばできあがりです。何も複雑にする必要はありません。
おいしいハンバーガーのつくり方
このハンバーガー4個分の材料とレシピは、以下の通りです。
- 赤身80%の牛ひき肉 約453グラム
- 塩
- フライパンにひく油もしくはバター
- とろけるチーズ 4枚
- トーストしてバターを塗ったバンズ 4個
- お好みの具材なんでも
つくり方は、ステンレスや鉄のフライパンを中火にかけ、そこにバターか油をひきます。そして牛ひき肉を4等分し、小判型に丸め、それぞれに塩で味付けします。
パティを潰して平らにするチャンスは一度だけなので、大事にしてください(「Food Lab」によると、調理を始めて30秒以内でないと肉のおいしい油が流れ出て、ジューシーさがなくなるそう)。
フライパンの上のパティを重ね、大きなフライ返しやスパチュラ(大きなものがなければ通常サイズを2つ)を持ち、あらん限りの力で上から押します。
あとは、パティを少なくとも2分はそのまま焼き、カリッとさせて、ひっくり返して、チーズを乗せ、それがほどよく溶けるまで目を離さずに待ちます。あとはトーストしてバターを塗ったバンズにパティを乗せ、お好みの具材といっしょに挟みましょう。
Image: Claire Lower, Graphic: Sam Woolley / Lifehacker US
Source: Food Lab
Reference: Wikipedia
Claire Lower - Lifehacker US[原文]