ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

卵の風味が濃厚!王道のどこか懐かしいしっかり食感

Photo by Raico

しっかりと固さがあり、卵のおいしさが感じられるカスタードプリン。我が家ではおやつに作るととても好評です。大人にはカラメルソースを焦がしてほろ苦さを出し、小さい子どもにはカラメルソースなしにすると、よろこんで食べてくれます。「喫茶店のプリンみたいでほっこりする」と、友人にも好評です。

全卵を使うためプリン液は固まりやすいですが、高温で焼くと「す」が入りやすいので気をつけてください。大人向けにはプリン液にラム酒を加えると、風味が付いておいしいですよ。

プロが教える!固めの王道カスタードプリンのレシピ

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調理時間 50
*冷やす時間は含みません
プルンとした弾力のある、固めのカスタードプリンのレシピです。卵のしっかりした旨味が感じられ、どっしりして食べ応えは十分。甘さはしつこくないので、ペロリと食べられます。

型からはずしても角が立っていて、どこか懐かしいレトロな雰囲気。卵・牛乳・砂糖といった馴染みのある材料で、とても簡単に作れますよ。固めに仕上げるポイントも、あわせてチェックしてみてください。

材料(100ccのプリンカップ5個分)

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固めの王道カスタードプリンのコツ・ポイント

  1. 低めの温度でじっくり加熱する
  2. プリン液が温かいうちに焼く
  3. 静かに混ぜ合わせ表面の泡を取り除く

低めの温度でじっくり加熱する

プリンを加熱する温度は、高すぎても低すぎてもNGです。加熱する温度が高すぎたり長時間加熱したりすると「す」が入り、低すぎると固まらない原因に。低めの温度でじっくり火入れすることで、なめらかな食感に仕上がります。

プリン液が温かいうちに焼く

プリン液が冷えてしまうと加熱に時間がかかり、固まりにくくなります。温かいうちにプリンカップに流して焼きましょう。卵は常温に戻しておくと、牛乳と合わせたときになじみやすくなります。また卵は急に加熱すると、固まりやすいです。温めた牛乳は少しずつ卵に加えて混ぜてください。

静かに混ぜ合わせ表面の泡を取り除く

プリン液は静かに混ぜ合わせましょう。なるべく気泡を作らないほうが、「す」が入らずなめらかな食感に仕上がります。プリン液を注いでプリンカップの表面に気泡ができたら、スプーンで取り除いてください。

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