Googleの位置情報履歴を無効にしたいと思っている人もいるでしょう。しかし、Associated Pressの報告によると、それは間違いのようです。
「Associated Press」はプリンストン大学の研究者と共に調査し、Googleマップや検索エンジンのようなサービスが、ユーザーの位置情報を許可なく記録していることを発見しました。
位置情報の記録を無効にする方法
問題はどのようにこれを無効にするかです。位置情報の記録は、設定の「位置情報サービス」で無効にできますが、Googleに居場所をまったく記録させないようにするには、「ウェブとアプリのアクティビティ」の設定でも無効にしなければなりません。
Googleにある過去の位置情報の履歴を削除するには「myactivity.google.com」を開きましょう。このページの左上にあるメニューから「項目ビュー」を選ぶと、記録されたものを見ることができます。
リストから「マップ」を選ぶと、Googleマップに特化したデータが見られます。ページ上部にある3つの点が縦に並んだアイコンをクリックし、「結果を削除」を選ぶとすべてを削除します。
今後もGoogleに位置情報を記録をして欲しくない場合は、「位置情報サービス」と「ウェブとアプリのアクティビティ」の両方の設定で、確実に無効にしておきましょう。
その一方メリットも
ただし、覚えておいて欲しいのは、位置情報を記録することにもメリットがあるということです。Googleがあなたの位置情報を知らなければ、位置情報に基づいたおすすめ情報を提供することができません。
たとえば、「中華料理レストラン」と検索した時に、その時いる場所の周辺だけでなく、あらゆる場所の中華料理のレストランの検索結果が表示されます。また、Googleアシスタントに「天気はどう?」というような位置情報に関連する情報を聞いても、うまく答えられません。
インターネットに接続するデバイスを使っている限り、常に何かしらの情報をある程度は記録されています。
スマホで電話をかける時は、望むと望まざるとに関わらず、アンテナにデータが送られ、アンテナからあなたの契約している携帯電話会社にあなたの位置情報が送られているのです。
Image: Cineberg/Shutterstock.com
Emily Price - Lifehacker US[原文]