ロシアの兵器メーカーのカラシニコフがロシアで開催された国際兵器ショー「Army-2018 International Military-TechnicalForum」で、ウォーカー(歩行戦車)のコンセプトモデルを公開し話題となりました。
その映像がこちら(0:50あたりから)。
ロシアの国営メディアであるRTの報道によるとこのウォーカーは全高4メートルで、カラシニコフの公式サイトでは、戦闘と工作任務をこなすために作られたと説明されています。
ロボット戦闘シミュレーションゲームの『バトルテック(メックウォーリアー)』に出てきそうな、いかにも洋物ロボット的な無骨なデザイン。逆関節な脚、シブいですよね。『アーマード・コア』ファンとしてはジャンプ力がありそうだとも思ってしまう。
しかし、どう見てもただの像で動く気配はなさそう。RTの記事でも、「デザインは明らかに初期段階のもので来年のArmy-2019に向けて開発が進められている。このような機械の実用性や実現の可能性に関してはまだ不明である」とされているので、本当にただの像である模様。
というわけで本格的なお披露目は来年以降になるようですが、戦場にウォーカーが闊歩する時代がくるのでしょうか。戦闘用ウォーカーというとどうしても、『ロボコップ』のED-209を想像してしまうのは万国共通のようで、この米Gizmodoの記者もこんな動画を貼っていました。
ともかくロボットには否応なしにワクワクしちゃいますが、平和がなにより一番ですよ。
Source: RT and Kalashnikov Concern、YouTube1・2