自分のテック嗜好がわかって非常に興味深い。
IT分野のアドバイザリ企業ガートナーが、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2018年」を発表しました。ハイプサイクルとは、特定の技術の成熟度や普及度を示したグラフ。VRやらディープラーニングやら、ナウなテクノロジーといってもいろーんな分野があるものですが、その流行りってどうなってるんでしょうね。はい、こうなってます。
グラフの「過度な期待」のピーク期って表現、めっちゃわかるぅ〜。黎明期のうちにコレめっちゃすごいんじゃないの? とワクワクを高めてくれたテクノロジーが、実用性やらなんやらで現実と擦り合わさって、やがて幻滅期へ。でもARやMRなんかはもう啓蒙活動期に来てる感ありますけどね。
にしても、いろんなテクノロジーがあるものです。黎明期のものだとスマートダスト、4Dプリント、量子コンピューティング、会話型AIなどなど。ピーク後の仮想アシスタントやカーボンナノチューブ、IoTプラットフォームあたりは、すでに生活に溶け込んでるので、先端というよりも身近な現代科学という感触もなくはない。これって自分がどの段階の分野に興味があるのかもわかる、おもしろいグラフですな。
ガートナーのプレスリリースによると、5つの先進テクノロジ・トレンドがあるそうな。「AIの民主化」、「エコシステムのデジタル化」、「DIYバイオハッキング」、「透過的なイマーシブ・スペース」、「ユビキタスなインフラストラクチャ」。どれもまだ聞き慣れない言葉ばかりですが、プレスリリースでは詳しく解説されていました。数十年後を見据えたとき、どんなテクノロジーがどんなトレンドを生みだすのか。なかなかに興味深い内容でしたよ。
まだまだ世界には、知らないけどおもしろそうなテクノロジーがいっぱいです。聡明なるギズ読者のみなさんは、どこに注目したいですか?
Source: ガートナー ジャパン