簡単なことなのに、とても難しい！
（アメリカなどの国では）ドアを開けたときに後ろから人が来ていたら、ドアを開けたまま押さえておくのがマナー。そうしないと、マナーが悪い人だと思われてしまいます。しかし、後ろの人との距離が微妙に離れている場合はどうでしょうか？
親切心があだになる？
あなたがドアを押さえているせいで、後ろの人は急いで追いつかなければならなくなります。これでは、redditユーザーのVoldetittyさんが言う通り、むしろ相手に迷惑をかけてしまっています。
この「ドアを開けたままにすべき」と「ドアを開けたままにしてはいけない」の間の境界はあいまいで、うっかり判断を誤ると、5秒間ほど気まずい思いをすることになります。
米Lifehackerでは当初、基準となる距離を算出しようと試みました。しかし、当然ながら、これという数字を決めることはできませんでした。
もし、決められたとしても、毎回その距離を正確に測定することは不可能です。今回はそのかわりに、ドアを開ける少し前に、軽い心構えをしておくという解決策を紹介したいと思います。ドアを開けるほんの数秒前でかまいません。
気まずい5秒間をやりすごす方法
次に、ドアを開けるときに、ドアを開けたまま気まずい5秒間を過ごすことになりそうだと感じたら、パニックになる前にこの記事を思い出して、次のことを試してください。
- 少しだけ動作をスローダウンさせる：あまりスローにすると、後ろの人が早く追いつき過ぎてしまいます。どの程度スローにするかは体を信じて任せましょう。
- 軽く振り返り、後ろの人に笑顔を見せる：ただし不自然にならないように。通常より少しだけ余計に意識を向ける感じにすればOKです。ここで、後ろの人が急ぎ足にならなくても済むように、もう1秒か2秒の時間を稼ぎます。
- ここで重要な決定を下す：自分が先にドアを通るか、ドアを押さえて相手を先に通すか、の決断です。直感に従いましょう。たいていの場合、ドアがどっち向きに開くかによってどちらにすべきかが決まります。
- あなたはやり遂げました。それほど難しくないでしょう？
友だちと練習してみましょう！
馬鹿みたいだからやりたくないと思うかもしれませんが、どこかで誰かがパートナーとドアを開ける練習をしていると想像したら、それほど悪いことではないと思えるのでは？
それに練習すれば間違いなく上達しますから。頭の中で予行練習をするだけでもかまいません。
このドア問題についてもっと考えたい人は、redditユーザーのl_l-l-l_lさんがシェアしてくれた英国のコメディー動画（下の動画）をご覧ください。びっくりするほど実践的な内容ですよ！
Image: Morakot Kawinchan/Shutterstock.com
Nick Douglas - Lifehacker US［原文］
