ギンギラギンにさりげないEスクーターになりました。
1946年に登場したイタリア製のスクーターVespa(ベスパ)が、EVとなり「Vespa Elettrica(ベスパ・エレットリカ)」という名前でデビューします。
Slash Gearいわく、9月から生産が始まり今秋からヨーロッパ、来年からアメリカとアジアでリリースを予定しているとのこと。徐々にアチコチで見られるようになりますね。
モーター音がとにかく静かだとアピールするプロモーション映像をどうぞ。
かつて映画でオードリー・ヘップバーンが乗っていたように、ベスパは街乗りが主流のスクーターなんですよね。なので、環境に配慮した静音設計になっているのだという印象を受けます。
元が50ccのスクーターなので、そんなに速いバイクではなさそう。とはいえ平常2kWでピーク時には4kWのパワーを発揮と、50ccバイクより良い走りを見せてくれそうです。航続距離はおよそ100km。リチウムイオン電池は220V、4時間でフル充電ができるようになっています。ついでにEVらしい部分として、本来メーターがある位置にスマートフォンと接続可能なカラーディスプレイが搭載されます。
「Elettrica」 は完全電気バイクですが、「Elettrica X」というガソリンとのハイブリッド車も考えている模様。……詳細は未定です。「Vespa Elettrica」にはクラシカルなテイストは見受けられませんが、どれほど受け入れられるんでしょうか?
Source: YouTube via Slash Gear, Vespa