掃除機メーカーが作る電気自動車とは?
掃除機やドライヤーでお馴染みのDyson(ダイソン)が、電気自動車用のテスト走行場を計画している、とengadgetが報じています。彼らはEV産業に乗り出そうとしているんですね。
まず、彼らはイングランドのハラビントン飛行場におよそ4万4600平方メートルの敷地を確保し、EV工場を構えて2,000人以上が働ける環境を整えようとしています。そこで、工場の周囲に坂道やオフロードなど、さまざまな環境を再現した全長16km以上のコースを作ろうとしているのです。
これらの計画に、Dysonは8,400万ポンド(約122億円)という大金を費やしているとのこと。ところが、まだ政府からの許可を待っている状態なのです。もしこの計画が頓挫や延期になった場合、Dysonが考えている2020年のEVリリースも遅れてしまいます。
ここ数年で、有名自動車メーカーもスタートアップ企業もEVの開発が当たり前になってきました。ですが、せっかく作ってもどこでテストしたら良いのか?というのはまた別のお話ですよね。
革新的な技術で家電の常識を変えてきたDysonが、どんな斬新なEVを作るのかが気になります。早く認可が下りますように!
Source: engadget