実現したら本当にありがたい…!
今年登場する新型iPhoneには、例年通りに新型プロセッサが搭載されるでしょう。その新型iPhoneについて、20〜30%の性能向上やバッテリー寿命の強化を予測するレポートが登場しました。
テック系雑誌のMacworldによれば、新型iPhoneに搭載される「A12プロセッサ」は台湾TSMCの7nmプロセスで製造されると予測されています。そして7nmプロセスでは従来の10nmプロセスにくらべて集積密度が1.6倍向上し、最大20%の動作速度の向上と最大40%の消費電力の減少が見込めるようです。
もちろん、A12プロセッサはA11プロセッサからより複雑かつ高性能なコアを搭載するでしょう。それによってマルチコアで25〜30%性能がアップし、Geekbench 4では13,000スコアに到達するだろうとのこと。GPU性能も最大で40%向上し、実際のゲームパフォーマンスでは15〜25%の性能アップが見込めるとしています。
さらに、A12プロセッサの魅力は性能だけではありません。バッテリー寿命も期待できそうです。新型iPhoneではディスプレイの点灯していない待ち受け時の駆動時間が大幅に向上し、6.5インチの大型モデルではそれが顕著になるとしています。待ち受け時の駆動時間は実使用において大いに気になる項目ですし、こちらも楽しみですね。
新型iPhoneは、パフォーマンスやカメラ性能の向上が焦点となる「Sモデル」に相当する、なんて報道もあります。高パフォーマンスかつバッテリーのよく持つ新型iPhoneがお求めやすく登場してくれるなら、十分満足のいく出来になるのではないのではないでしょうか。