アイスクリームメーカーは台所にあると邪魔だし、用途がひとつしかないので不便です。また、お店で売っているアイスクリームがとてもおいしいので、アイスクリームを手づくりしたいと思わないというのもあります。
そのおいしさに感動した
もっと簡単にアイスを自宅で楽しめる方法はないものかと探していたら、「材料2つでできるスイカシャーベット」のレシピを見つけ、かなり衝撃を受けました。
このレシピは簡単なのに、説得力がありました。
「スイカとコンデンスミルクと塩を混ぜ、ピューレ状にして凍らせ、食べましょう」
それだけです。コンデンスミルクは強力な乳化剤であり、個体を凍らせるのに十分過ぎる砂糖が入っているので、実際にうまく固まるようです。私はスイカの味を引き立たせるために塩を増やし、レモンを追加したら、最高でした。
事前にそこまで計画しなくていいし、工程が少ないのも気に入っています。それなのに、手抜きをしたような味ではありません。何より、旬のスイカの味を完璧に閉じ込めたら、暑い夏には最高のごちそうになります。
死ぬほど簡単なスイカシャーベットのレシピ
(「The Kitchn」のレシピを少々変更しています)
【材料】
- キューブ状にカットしたスイカ:900〜1000g
- コンデンスミルク:1カップ(約300g)
- 食塩:小さじ1/4
- レモン/ライム(果汁と皮):少々
- ウォッカなどお酒:大さじ1(なめらかで柔らかい質感にしたい場合お好みで)
今回はアイスクリームメーカーは必要ありませんが、フードプロセッサーかブレンダーかミキサー、それに冷凍庫に天板を置くだけの十分なスペースが必要です。
あとは至って簡単。キューブ状に切って凍らせたスイカを、コンデンスミルクと塩とレモン少々と一緒に混ぜてピューレ状にし、凍らせて食べるだけです。
スイカシャーベットの作り方
- 最初に、冷凍庫に天板を置くだけのスペースを空ける
- キューブ状にカットしたスイカを、クッキングシートを敷いた天板に並べる
- もし1段でスイカが入り切らない場合は、その上にさらにクッキングシートを敷いてスイカを乗せ、何層にもします。
- スイカを冷凍庫に入れ、固まるまで冷凍する
- 強力な冷凍庫であれば3〜4時間で固まる
強力ではない冷凍庫の場合は、一晩冷凍したほうがいいでしょう。
スイカが完全に固まったら、フードプロセッサー/ブレンダー/ミキサーに移します。
スイカで容器がいっぱいになった場合は、残りの材料を加える前に少し撹拌してスペースを空けます。
我慢できない場合は、一気に全部を入れて混ぜてもうまくいきますが、私は何回かかくはんしてスイカの大きな塊を少し崩してから、すべての材料を混ぜなければなりませんでした。
材料を混ぜて冷凍して完成
コンデンスミルク、食塩、レモンの果汁と皮を加えたら、なめらかなパステルピンクのペースト状になるまでかくはんします。
私のフードプロセッサーでは約3分かくはんしましたが、場合によってはそれ以上かかるかもしれません。また、よりなめらかなピューレ状にすればするほど、できあがりのシャーベットはそれだけ柔らかく、すくいやすくなります。
味見をして、必要であれば味を調整し、それから冷凍保存ができる容器に移し、表面をクッキングシートでカバーして、固まるまで冷凍庫に入れます。最初の手順と同じように、冷凍庫の性能によって2時間〜1晩かかります。
固い石のように完全に固まった場合は、食べる数分前に冷凍庫から出して、シャーベットを柔らかくしておきましょう。あとは、すりおろしたレモンの皮をパラリとかけるなど、お好きなように盛り付けて召し上がれ。
Image: Lifehacker US
Source: The Kitchen
A.A. Newton - Lifehacker US[原文]