パイオニアになれるんじゃ!?
今期から、コロラド鉱山大学では「Space Resources」、宇宙資源科という科目が新設されました。あらゆる惑星には、鉱石だけでなく氷や塩水、有機化合物など、いつか地球で枯渇してしまうかもしれない資源が埋蔵されていると一般に考えられています。それらの掘り当て方、活用法を勉強するのがこの宇宙資源科ということ。
准教授のエンジェル・アブッド-マドリッド博士は、Digital Trendsに以下のようなコメントをしています。
宇宙資源科は、宇宙にある資源を収集、活用し、それらが何かを見つけ出すなどの作業を行なっています。あたかもライト兄弟が飛んだあとにできた航空科のように、またはスプートニクが打ち上げられたあとに創設された航空宇宙プログラムのように、この科目もすぐに重要な学問になるでしょう
この科では月や火星や小惑星などの資源を調査し、学士取得後も大学で学び続けられる資格だけでなく、研究を通じて修士号と博士号を得られるようになっています。この分野の専門家たちからも話を聞く機会が多く設けられるため、いずれは自らも第一線で活躍することになるでしょうね。
今では人類の火星移住計画もありますし、遅かれ早かれこの分野は必要不可欠なものになるでしょう。
振り返れば過去の自分もそうでしたが、「将来どうしよう?」って悩む若者は星の数ほどいるでしょう。なかには海外への留学を視野に入れていたりするかもしれませんが、選択肢のひとつとしてコロラド鉱山大学で惑星の採掘を学んでみるのもアリかもしれません。今期の授業はもうすでに始まってしまいましたが!
Source: Colorado School of Mines via Digital Trends