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ペットタレントが撮影現場で粗相しても補償するサービス誕生

 ペットタレント事務所や、ペット専用モニターサービスを手がけるピーリンクは3日、ペットタレントが撮影現場を故意なく汚してしまう、設備を壊すなどした際に、保険金を支払う「anicas補償サービス」を開始した。ペットタレントを対象とした補償サービスは国内で初という。

 ソーシャルメディアで人気のペットタレントが在籍するanicasを手がけるピーリンクは、事業の拡がりとともに、 「ペットタレントの撮影現場への派遣の際、ペットが撮影現場を故意なく汚してしまう、設備を壊してしまう、といった事をペットオーナーが大変気遣い意識している事を実感した」という。そこで、ピーリンク、東京海上日動、JLTと共同で補償の提供を開始した。

ソーシャルメディアで人気のペットタレントが在籍するanicas

 anicas補償サービスは、ペットタレントが撮影現場で粗相をしてしまった、急な動きで備品を倒すなどによる破損のリスク・共演者(人間が対象)に傷を負わせてしまった際に、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して、対人賠償は1人あたり1億円、 1事故あたり5億円まで、対物賠償は1事故あたり1,000万円まで保険金を支払う。争訟費用・訴訟対応費用・被害者治療費用についても補償する。

 anicasがキャスティングするペットタレントは、ピーリンクの負担で、全てのペットタレントを補償の対象となる。 anicasへ撮影依頼をする企業にとっても、「アンコントローラブルな部分をさらに安心してご依頼頂けるようになる為、ペットオーナーとクライアント双方のニーズを満たせる」という。