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beyerdynamicが新ロゴに。NC+Bluetoothヘッドフォンは音質カスタマイズ搭載

 独beyerdynamicは、IFA 2018において、同社の新たなロゴや製品デザインの変更など、ブランド刷新を発表。2018年第4四半期に発売するノイズキャンセリングヘッドフォン「LAGOON ANC」やイヤフォン「Blue BYRD ANC」などの新製品を披露した。

NC/BluetoothヘッドフォンLAGOON ANC(Traveller)

 新しいブランドロゴは、社名に2つ入っている「y」をフィーチャーしたもので、イヤフォンのケーブル形状なども象徴したデザイン。鮮やかなオレンジを製品やロゴに取り入れたのも特徴で、従来の落ち着いたイメージから一新している。このロゴやデザインを、新製品から順次導入していく。

新しいブランドロゴは「y」がモチーフ

 注目の新製品は、アクティブノイズキャンセリング(NC)機能を備えたBluetoothヘッドフォン「LAGOON ANC」とイヤフォン「BLUE BYRD ANC」。いずれも、ハウジングの内外にあるマイクを使ったハイブリッド型のNCにより騒音を効果的に低減する。

 もう一つの特徴は、Android/iOS用のMIYアプリによるパーソナライズ機能「MOSAYC」。アプリ上でユーザーの音の聴こえ方を測定した結果に基づき、ユーザーに合った音質に変更する。一度測定すると、その結果はヘッドフォン/イヤフォン側に保存され、以降はアプリを使わなくてもカスタマイズされた結果が適用される。

アプリで音の聴こえ方を測定、ユーザーの耳にカスタマイズ

ヘッドフォン「LAGOON ANC」

 アラウンドイヤー型の密閉ヘッドフォンで、スイッチによりNC機能を2段階で調整可能。NCがオフの状態でも高音質を維持するという。価格は399ユーロ。カラーはTraveller(black/blue)とExplorer(grey/brown)の2種類。ハウジングの内側が光るデザインも採用している。

LAGOON ANC(Explorer)。ハウジングの内側が光る

 Bluetooth 4.2対応で、コーデックはaptX/aptX LL、AAC、SBC。ハウジングをタッチして操作できる。NC利用時は最大24時間、NCオフ時は最大46時間動作する。充電端子はUSB Type-C。ステレオミニの有線接続でも利用できる。再生周波数帯域は10Hz~30kHz。重量は280g。

ハウジング部のスイッチや端子

イヤフォン「Blue BYRD ANC」

 NC搭載のネックバンド型イヤフォン。小型筐体も特徴で、装着したまま横に寝転がっても耳を圧迫しないという。ネックバンドも柔らかい素材を使用。ケーブルノイズも抑えている。3ボタンのリモコンも備える。価格は249ユーロ。

Blue BYRD ANC

 Bluetooth 4.2対応で、コーデックはaptX/aptX LL、AAC、SBC。NC利用時は最大10時間、NCオフ時は最大18時間動作する。充電端子はUSB Type-C。ステレオミニの有線接続でも利用できる。再生周波数帯域は10Hz~30kHz。重量は60g。

イヤフォン部
ゲーム向けのヘッドフォン「TYGR 300 R」も。実況などに使えるマイクと組み合わせて使用