AppleがマップアプリにARの実装を検討中?

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  • author 塚本直樹
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AppleがマップアプリにARの実装を検討中?
Image: Denys Prykhodov / Shutterstock.com

どんな風に遊べるのかな?

先日にはAR(拡張現実)グラスレンズの開発会社を買収するなど、AR技術に目がないApple(アップル)。そんなAppleの雇用情報から、AR技術のマップアプリへの活用を検討していることが判明しました。

Thinknumが発見したAppleの雇用情報によれば、Appleは「Apple Maps」関連の求人において「車両から屋内位置情報、LIDAR(レーザー画像検出・測距)からARまで、技術の発展と新たなデータがデジタル・マッピングにおいてイノベーションを前進させています」と記述。たしかに、Apple MapsとARの関連性に言及していますね。

またその他の「iOS/macOSエンジニア」に関する求人でも、「MapsとCore Location APIsに精通していること」「AR関連のAPIに精通していること」が記載されているのです。

求人からは具体的なApple Mapsの新機能をうかがい知ることはできませんが、たとえば地図上に仮想のオブジェクトを表示したり、ARで道案内してくれたりするのでしょうか。いずれにせよマップとAR技術は非常に近い分野だといえそうです。AppleはARプラットフォーム「ARKit」を展開しており、このくらいの実装はそう難しくはないでしょう。

地図とARと言えば、GoogleがGoogleマップのAR機能を発表したのは記憶に新しいですね。AppleとARに関していえば、以前には著名アナリストが「ARメガネ製品が2020年に投入される」と報告したこともあります。将来のAppleのARメガネでは、ゲームだけでなく地図アプリもグリグリと楽しめるのかもしれませんね。

Source: Thinknum via 9to5Mac