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Googleアシスタントがバイリンガル化。複数作業のルーティンも追加

 Googleアシスタントが複数の言語に対応した。マルチリンガル機能により、設定を変えずとも日本語と英語など複数の言語で交互に話しかけても、Googleアシスタントが適切に変更する。Google HomeやGoogleアシスタントアプリで利用可能。

 例えば「OK Google」「ねぇ Google」の後に、英語で「What’s the weather like today?」と話しかければ英語で返事し、日本語で「今日の予定は?」と聞けば、日本語で回答する。言語を検出して理解する技術に加え、複数言語を処理するための最適化などによりマルチリンガル対応した。

 言語を設定するには、Googleアシスタントの設定画面から「カスタマイズ設定」を選び、アシスタントの言語を追加。現在、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語の6言語で、マルチリンガル対応しており、今後、数カ月をかけて対応言語を拡大する。

 また、カスタマイズ可能なルーティン機能も追加。事前に設定することで、複数のことをこなすことができるようになる。

 Googleアシスタントのアクションを組み合わせてカスタムのルーティンを作成したり、好きなフレーズでルーティンを呼び出せる。たとえば「OK Google, 夕飯できたよ」と声をかけると、テレビを消し、お気に入りの音楽を再生し、「夕飯の時間だよ」と家族に呼びかけるといった、一連の動作を一気にこなすことができるようになる。

 また、定期的に運動したいと場合は、アシスタントアプリからワークアウトのルーティンを作成。決まった時間にトレーニングを開始するように設定できる。