タクシーやハイヤーにも導入して欲しいかも?
高級車の代名詞ロールス・ロイス・モーター・カーズ(Rolls-Royce Motor Cars)が、運転席と後部座席の間仕切りガラスを、ボタン操作で透明と白色に切り替える技術を導入しました。
価格.comによりますと、これは中国の「成都モーターショー2018」で発表した新型車「ファントム」に使われる、名付けて「プライバシー・スイート」という機能。運転席と後部座席でプライバシーを確保するのが狙いで、間仕切りには「エレクトロ・クロマティック・ウィンドウ」という液晶ガラスが使われます。
プライバシー・スイートには遮音性もあり、運転手に声が届きにくくなっています。そのため要人たちは、インターコムで運転手と会話をするようになります。逆に運転手からの呼びかけは、後部座席で応答や拒否を操作することができます。親切なことに、間仕切りの下には前後で物の受け渡しができる小さな扉も完備。
TopGearいわく、このプライバシー・スイートはオプションとして購入時に選べるのだそうです。せっかくなので取り付けたほうが、より需要が高い気がしますね。
「ファントム」とは幻や幽霊といった意味があります。後部座席に乗ったVIPは、さながら幽霊のように白い霧に紛れながら移動する…ということでしょうか。一体どんな人たちが利用するんでしょうね?