北海道震度6強

295万戸停電 全ての火力発電所を停止

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震度6強の揺れで2階が完全に崩れ、屋根がずり落ちた石蔵の喫茶店=北海道安平町で6日午前5時51分、福島英博撮影 拡大
震度6強の揺れで2階が完全に崩れ、屋根がずり落ちた石蔵の喫茶店=北海道安平町で6日午前5時51分、福島英博撮影

北海道震度6強

 北海道災害対策本部が午前5時23分に北海道電力から受けた情報によると、道内すべての火力発電所が停止した。

 北海道電力によると、全道での停電のきっかけとなったのは苫東厚真発電所(厚真町)の発電量低下で、午前6時現在、北海道内すべての約295万戸が停電しているという。また、泊原発(泊村)の非常用ディーゼル発電機は6台あって10日間もつといい、補給用に軽油を手配しているという。道内5カ所の水力発電所は現在復旧した。

 今後、水力発電所から火力発電所に電気を送り、火力発電所の発電を再開させる予定という。北海道電力は「たいへんご迷惑をおかけいたしますが、ご理解よろしくお願いします」としている。

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