フリマアプリやオークションサイト、Instagramへの投稿など「物」を撮影するシーンが増えてきました。入札や「いいね!」の数も左右するので、少しでも見映えよく撮影したいものです。

いわゆる「物撮り」(ブツドリ)では、背景と照明がキーポイントとなります。

折りたたみ式の『LED付き簡易撮影ボックス』を上手く使って、ワンランク上の写真撮影をしてみましょう。

物撮りの工夫1:背景

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Photo: 藤加祐子

物撮りで気がかりなのは、背景に部屋の様子が映り込むことです。いつも部屋が片付いているとは限りませんし、フラットな壁面と物をあわせて撮るのは、なかなか難しいもの。

『LED付き簡易撮影ボックス』には白と黒背景布が付属されています。本体奥のフックに引っ掛けるだけで、背景を手軽に使い分けることが可能。

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Photo: 藤加祐子

本体をすべて広げてから、三角のパーツを左右それぞれ合わせます。ここには薄いマグネットが内蔵されているので、重ねるだけで貼りつきます

注意点としては、使い始めは閉じ癖によってマグネットがズレやすい場合があります。パーツを十分に広げて、組み立ててください。

物撮りの工夫2:照明

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Photo: 藤加祐子

照明の種類によっては、写真が黄色に傾いたり、青っぽくなったりと、本来の色とはかけ離れた色合いになることが多いものです。

この、ホワイトバランスの調整はカメラ側でもできますが、LED直下であればカメラの設定を変えずに撮影できます。もちろん、スマホのカメラでもホワイトバランスが取りやすくなります。

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Photo: 藤加祐子

『簡易撮影ボックス』の上部にあるLEDは、向かって右側にマイクロUSBの差し込み口があります。

スイッチはなく、電源にUSBケーブルをつなげば即座にLEDが点灯します。電源としてモバイルバッテリーが使えるので、場所を問わずに撮影できる点が便利です。

ただし、LEDの部品は長時間点灯させると熱くなりますので、ご注意ください。

撮影ツールとしてはコスパが高い

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Photo: 藤加祐子

小さな物品の撮影に、わざわざ撮影ボックスまでは…と思いがちですが、いざ自分がフリマアプリで品物を選ぶ際には、写真うつりは気になるものです。

『LED付き簡易撮影ボックス』は組み立て時のサイズが横 22.6×縦23×高さ24cmAmazonなら1500円前後で購入できるので、1つ持っていても損はない撮影ツールといえるでしょう。

コンパクトなスマホ用カメラグリップで、もう落とさない、シャッターチャンスを逃さない【今日のライフハックツール】

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Photo: 藤加祐子

Source: Amazon