2016年01月23日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
時に、賢い人々でさえ忘れてしまう、非常にシンプルな真実というものがあります。皆さんもぜひ自分へのリマインダーとして、このことについて考えてみてください。
どうも、賢すぎることは、本人のためになるとは限らないようです。賢い人々は、時に、考えすぎたりやりすぎたりして、人生やリーダーシップの助けとなる基本的な真実を見逃してしまいます。
厄介な真実を忘れがちなそういった人々のために、12の簡単なリマインダーがあります。
1. 決して学歴と賢さを混同しないこと
ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、フランク・ロイド・ライトなど、彼らは全員大学中退者です。皆さんは世界中のどんな教育でも受けることができますが、それによって何も得ない人だってあれば、ゼロから自身で何かを学び、情熱とやる気とともに、大きな成功を手にすることだってあります。
自らの知恵は、やりたいことをやるために、自分にもっとも合った方法で使いましょう。
2. 苦労はプラスになりうる
苦労は成長と学習にとって必要なことであり、それは私たちに、自分のことに関する多くを教えてくれます。今日の苦労は明日の強みになります。皆さんが直面するすべての困難は、成長のチャンスでもあるのです。
3. 自分の人生の主役は自分である
たとえ誰かの下で働いていたとしても、組織では一番下の立場であったとしても、自分の人生のCEOでありCFOでありCOOなのは、自分自身です。皆さんは、毎日、行動と学びを自身に投資し、世間に自分を売りこんでいるのです。
4. 失敗は成功の元
多くの賢い人々は、たった一度の失敗をも恐れます、しかし、失敗するかもしれないレベルのリスクを冒さなければ、やがて、ゆっくりと毒に蝕まれていってしまいます。失敗は、いずれ学ぶであろう価値のある教訓を教えてくれ、続ける勇気をもつことは、皆さんを英知へと導いてくれるのです。
5.期待しすぎないことは良い防衛手段になる
期待値を低く設定していれば、落胆することはないでしょう。期待することよりもむしろ、手放し受け入れることを学びましょう。人生はきっと私たちを驚かせてくれるでしょう。
6. 問題は内側から起こりうる
私たちは時に扱いにくい人に出会います。しかし、自分のパートナー、同僚、クライアントや配偶者と常に問題を抱えている場合、真の問題は何なのか自分自身に尋ねる必要があるかもしれません。おそらく、自分自身を見つめ直さなければならないでしょう。
7. 高い基準はそのままにしておく価値がある
手を抜いて少しごまかすことが、前へ進むただ1つの方法だと言う人はどこにでもいます。しかし、彼らは間違っています。そのツケはいつの日か彼らに戻ってきます。皆さんに合わせて、彼らを高い基準へと導きましょう。
8. ポテンシャルはそれが理解されるまでは何も意味をなさない
ポテンシャルがない人などいません、しかし、多くの人にはそれを獲得するだけの意思やスキルが足りません。ポテンシャルのすべてを発揮できない主な理由は何なのでしょう? リスクを冒すのを恐れている、ということです。
9. 後ろむきな気持ちは心を蝕む
ネガティブさとは津波のようなものであり、それは急激に押し寄せ、通り道にあるものすべてを破壊します。ポジティブでい続けることを学べば、消極性の源である物事や状況を遮断し、起こりうるすばらしい出来事へと自分を連れていけるのです。
10. 成功は幸福へのカギではない
成功を目的とするのではなく、価値のある人間になるために努力すべきでです。それが幸福への道なのです。
11. 準備が整うまで待っていたら、残りの人生すべてを待ち続けることになる
良い機会、良いプロジェクト、良いチャンスなど、すべてが完璧になるまで待とうとする誘惑は常にあるものです。しかし、何かをしたいのであれば、計画し、準備し、思い切って飛び込みましょう。
12. 自分がいるのは世界のおかげであり、自分のおかげで世界があるのではない
世界から何を得ることができるのかを考えるのではなく、何を与えることができるのかを考えるべきです。それができたとき、見方が変わります。すべてが変わります。
賢くなりましょう。しかし、覚えておいてください。賢いことはいいことです、しかし、真実を知っておくのも大切なことなのです。
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Source: Inc.